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都会生まれの悩み

先日、乃木坂46のオールナイトニッポンを聴いている時に久保さんが「地元の宮城の人たちが本当に温かい」という話をしていました。
それを聞いて、自分は神奈川県のまあまあ都会の方に住んでいるので、地方で生まれた人たちのようにその土地ならではでのエピソードが何一つないということに、コンプレックスを感じました。
地元が田舎の人は
・家から学校までチャリで40分かかった
・電車は1時間に2本しか走っていなかった
・近所に住んでいる人の大半は親戚
・遊びといったらもっぱら川か海
などなど、あげたらキリがないほどの田舎エピソードやその土地ならではのルールがあるため、その話するだけで場が盛り上がったり、訛りのある喋り方だったりで自分のアイデンティティを確立できると思います。
もちろん、田舎生まれの人は都会では考えられないような苦労もたくさんしており、僕のように軽い気持ちで「自然の多い土地で生まれたかったな」と嘆く輩には、腑が煮え繰り返っていることでしょう。
「方言を指摘されるのが嫌で上京してから方言を直した」という話をされる方がよくいるので、目立ちたくないところで目立つのもさぞ辛いと思います。
しかし、我々都会民にとっては、地方出身の方々特有の結束感だったり、個性だったりが眩しく見えるのです。だからこそ、「あれっ、〇〇の方出身?」と軽々しく聞いてしまうのです。許してやってください。
ということで、今回はもし自分が田舎で育っていたらやってみたかったことを紹介していきます。
・シンプルに方言
・地域に一つしかないショッピングモールにお笑い芸人が来た時の湧き方
・列車に乗って上京する同級生を走って見送る例のアレ
・ヒエラルキーとか気にせずに男女仲良く行事を楽しみたい
・田んぼ道を女の子と歩きたい
・行きつけの駄菓子屋
・客、店員共に知った顔しかいないファミレス
などなど、自然の多い田舎で青春している妄想がどんどん浮かんできます。
そんな田舎での青春に憧れがある君には森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」という小説をお勧めします。久保さん主演で舞台化もされました。
久保に始まり久保に終わるという本日のnoteでした。
来週もラジオ楽しみにしています。

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