見出し画像

京都に行ってきた(帰路のハラハラ話)

どうも西尾です。

こんばんは。

今晩も寒いですね。

皆様、どうぞ風邪を引かないように暖かくして、お過ごしください。


京都に行ってきた(帰路のハラハラ話)

先日の土曜日、京都に行ってきた。

ちょうど紅葉が見頃でしたので、ルンルン気分で京都の綺麗な紅葉を見に行きました。

前回は、行き帰りに利用した阪急電車の特急・有料座席PRiVACEに乗った感想を記しましたが、今回はそんな京都への日帰りプチ旅行の帰路でのお話です。

※下記、前回の(乗車レポ)です。

時刻は夕方4時ごろ、帰路も阪急の京都河原町駅から阪急電車に乗り、大阪梅田駅へと向かう、往路と同じ道のりです。

そのため、先ずは阪急・京都河原町駅へと向かいます。

鴨川左岸沿いの遊歩道(花の回廊)を、三条から四条大橋へと向かって歩いていきます。

冬場は太陽が傾くのが早い。

西の空へ沈もうとしている夕陽の光が、鴨川の河面を照らし、キラキラと輝いておりました。

夏の鴨川とはまた違う、冬(秋)の鴨川で、風情があります。

時折吹く風がこれまた強く、柳の木々がわさわさと風に靡いており、夏のように多くのカモを見かけることは出来ませんでした。

あのカモたちは一体どこへ行ったのだろうか。

カモの代わりに、私の頭上を悠々と飛ぶ黒光りしたカラス。

カァ〜カァ〜とカラスの鳴き声があちこちから聴こえてきては、カラスの大合唱が始まりました。

上着のポケットに手を突っ込み、寒さに凍えながら四条大橋まで歩きます。

鴨川の対岸(右岸側)を見ると、納涼床を持つ古い家屋が立ち並び、その下の遊歩道には、京都名物(?)の一定間隔で座る男女のカップルたち。

先斗町や木屋町通も直ぐ近くなので、河川敷に降りて写真を撮る観光客の姿も目立ちます。

初々しいかな。

ああして、一定の間隔を空けて座るカップル。

私が歩く鴨川左岸の遊歩道(花の回廊)はまだ西日が当たっているので、暖かく感じますが(それでも風が吹けば寒いです)、西日の当たらない右岸側は絶対に寒いだろうな、と思うのです。

しかしながら、愛は寒さも吹き飛ばすのか、寒かろうがカップルたちは同じ時間を過ごせるだけで心が暖かくなります(そのはずです)。

そんなことを考えているうちに、四条大橋までやってきました。

遊歩道から四条大橋を眺めると、橋を通行する黒い人影があまりにも多く、何故だか恐怖心を憶えます。

こんなことで恐怖になっていては仕方がありません。

私も四条大橋を通行しながら、橋の上から鴨川を見下ろします。

何でしょうか。

この景色が良いんでしょうね。

心に刻む風景とでも言いましょうか。

しかしながら、悠長に立ち止まって景色を見ている余裕などありません。

何せ人が多過ぎるのだから。

そそくさと橋を渡り終えるとそこは四条通。

京都で一番の繁華街。

木屋町通との交差点を渡り終えた所に阪急電車の駅入口(駅は地下)がありましたので入っていきました。

地下何メートルくらいに駅があるのか見当もつきませんが、思いのほか、階段を降りてゆきます。

帰りの電車は夕方5時ごろの特急で、帰りも有料座席PRiVACEを利用しました。

出発まで時間があるので、どこかで軽く食べ物や飲み物を買いたい、次いでに、トイレも済ませておきたいと思いました。

そうと決まれば地上へと向かいます。

地上へ上がるとそこは四条通と河原町通の交わる交差点。

この人集りは一体何なんだ、と言わんばかりにどこも人ばかり。

目の前には百貨店の高島屋が。

よし、高島屋でトイレを借りよう。

百貨店であれば人も少ないだろうし、トイレの数も多いはず。

そう思い、高島屋に足を踏み入れますが、考えは甘かった。

こちらも人が多い。

何か催事でもあるのか?と思うくらいに人が多いのです。

少し上の階まで上がりトイレへ向かうも、トイレも順番待ち。

さらにトイレの数自体、少ない。

これではいつまで経っても埒が明かない、そう思い、通りを挟んだ反対側のエディオンへと向かいました。

こちらは、家電量販店ということもあってか百貨店ほどの人はおりませんでしが、トイレ前の休憩ベンチは人で埋め尽くされている状況です。

トイレを済ませると、気が付けば電車の時間まであと少し。

買い物は駅にあるコンビニで済ませることにして、小走りで駅へと向かいます。

駅のホームには、キオスクのようなこじんまりとしたコンビニ、ローソンがありますので、そこで軽く食べ物と飲み物を購入しました。

小さなカウンターに座る店員のおばちゃんは慣れた手つきでお客さんを捌いていきます。

京都河原町駅は、特殊な構造をしており、乗り場は3つありましたが、島式ホームのためか、ホームは乗降客で溢れ返っておりました。

京都河原町駅構内図 阪急電鉄ホームページより

そのようなホームにて、一人でお店を切り盛りするおばちゃん。

すごい!これは慣れた人じゃないと難しいだろうな。

そう思いながら感心していると、帰りに乗る特急がホームへとやってきました。

帰りの予約状況は△マークで、空席残りわずか。

一番前のシートに座ります。

大阪梅田までおよそ1時間の鉄道旅です。

座席に座り、先程コンビニで購入したパンや飲み物を飲み食いしていると、いつのまにか地上を走っておりました。

西京極のスポーツ競技場を横目に見ながら、桂川鉄橋を渡ります。

桂川の流れと、夕日で赤く染まる京都の街並みは綺麗で、何とも幻想的です。

ほどなくすると、桂駅に停車しました。

この後は、長岡天神、高槻市、茨木市、淡路、十三にて途中停車し、終点の大阪梅田に到着します。

桂駅を出発した特急は、程なくして長岡天神駅に到着しました。

徒歩10分くらいの場所に、長岡天満宮があります。

長岡天神の駅を出発して少し経った頃でしょうか。

少し頭痛がしてきました。

頭痛ばかりか、トイレにも行きたくなりました。

河原町駅を出発してどれくらい時間が経ったのか分かりません。

時計を見る余裕も無いくらいに、トイレに行きたくて仕方がありませんでした。

高槻市に到着しました。

既に大阪府へと入っております。

高槻市の次は茨木市、そして淡路に十三。

あと30分くらいだろうか。

梅田に着いたら真っ先にトイレへ向かおう!そう心に誓います(誓うほどでも無いかもしれませんが)。

高槻市の次は茨木市、早く着け、早く着け、早く着け、早く着け・・・と頭の中でひたすら念仏のように唱えておりました。

しかしながら、こういう時に限り電車は遅れるものですね。

前を走る普通列車が遅れているためか、私の乗る特急も速度を抑え気味で走行しております。

定刻より少し遅れて、茨木市に到着しました。

未だ、何とか我慢できそう。

残すは淡路と十三の残り2駅です。

頑張って、我慢だ!我慢だ!我慢だ!と自分に言い聞かせました。

こういう時は気合では無く我慢ですね(気合で乗り越えることも出来るのでしょうが)。

淡路到着前に車内アナウンスが入ります。

淡路駅は千里方面や、大阪メトロ堺筋線方面(天神橋筋六丁目方面)への乗り換え駅でもありますので、乗り換え案内もアナウンスされました。

我慢、我慢、我慢、我慢・・・。

我慢と緊張のためか手には汗が滲んできました。

我慢、我慢、我慢、我慢・・・我慢だけど、これは、もう、あかん!

我慢することはやめて、淡路で降りることにしました。

淡路駅のホームに降り立つとすぐさまトイレの位置を確認し、真っ先にトイレへと走ります。

ホームから階段で地階へと降り、トイレマークに従いあっちへ、こっちへ。

トイレに着くと、誰も人がいない。

よし!間に合った。

ふ〜、ここ最近で一番ハラハラしたことかもしれません。

スッキリして、ホームに戻ると京都から乗ってきた特急は既に出発しており、大阪梅田行きの普通列車がやってきました。

仕方がない。

最後は普通列車で梅田まで戻ろう。

普通列車に揺られること数分、淀川を渡り終え、梅田駅へと戻って参りました。

梅田駅に降り立つと、土曜の夕方であってもすごい人の数です。

これは、我慢しなくて良かった。

これだけ人がいるのだから、おそらく、駅のトイレも混んでいることでしょう。

我慢をし続けていたら、返って大変なことになっていたのかもしれない。

うん。

我慢はよくない。

精神的にも、肉体的にも。

ルンルン気分で行った京都の帰りはここ最近で一番のハラハラでした。

電車に乗る前にトイレに行ったのですけどね・・・ま、何事も無く帰ってこれたので結果オーライです。

電車に乗っていて、トイレに行きたくなったり、体調や気分が悪くなった時は無理に我慢するのはよくないですね。

気合で乗り切るのも、ちょっと・・・。

潔く途中の駅で降りるのが正解でした。





以上になります。

お読みいただきありがとうございました。



いいなと思ったら応援しよう!

西尾さんの日常
よろしければ西尾のサポートをお願い致します! サポート頂けますと西尾はとても嬉しく思います! 頂いたサポートは活動費として使用させて頂きます! 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。