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【タヤリンを食べる。洗濯機に苦戦する。】イタリア一人旅🇮🇹2023/10/05 スクラップ日記
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イタリアの洗濯機
飛行機疲れも回復してきたので、この日から街に繰り出すことにした。
チェックしていたレストランにパスタを食べに行くことは決めていたのだが、その前に私には成し遂げるべき使命があった。
それは洗濯!
ヨーロッパの洗濯機はとにかく難しい。
自分で解決しようと思って、イタリア在住の日本人の方々のブログを探したが、
私のアパートの洗濯機の表記と違いすぎて全然答えが見つからない。
洗濯機が古いせいなのか、表紙がシンプルすぎて何をどう操作するのかの情報が極端に少ない。
しばらく洗濯機の前で頑張ってみたが、降参してオーナーにメッセージを送った。
写真を送ってくれたら説明するとのことだったので、その通り操作すると洗濯機はあっさりと動き出した。
…さっさと聞けばいいのに、私は何をしているんだ。
実は、電話で説明するね!と言われたらどうしようという勝手な妄想で、メッセージを送ることを躊躇していた。
そりゃ相手も、辿々しいイタリア語でメッセージしてくる日本人に電話する方がめんどくさいよねと思う。
とは言えこれでひとつ、億劫だった事柄をを減らすことができた。これで毎日洗濯ができる!
前日、ドラッグストアに洗剤と柔軟剤を買いに行ったのだけど、
イタリアは洗剤の種類がものすごく多い。
白い衣服用。黒い衣服用。色柄物用などなど。
自分で洗剤を買うのは初めてだったので、
これもイタリア在住の日本人の方たちのブログ参考にして、DixanのClassico(なんでもOKタイプ)を買ってみた。
もっと安いのもあったのだけど、下手に色落ちしてお気に入りの服が着られなくなったらヘコみそうだったので、素直におすすめしていたものを購入した。
今までの経験上、異常な脱水のパワーや硬水の影響で、帰国する頃には持って来ていた服がへたれてしまうことが多かったので、洗濯ネットを持参した。
今回の洗濯機はそこまで脱水は強くなかったが、洗濯物の仕分けなどにも役に立ったので、
次の旅にも洗濯ネットは持っていこうと思う。
老舗の生パスタでランチ
洗濯が終わってお待ちかねのランチ。
お店は、ポルタヌオーバ駅周辺なのでアパートから結構遠い。
トリノに来てから初めてのちゃんとした外食なので、しっかりお腹を空かせておいしく食べたいので、ウォーキングを兼ねて歩くことにした。
50分くらい歩いてお店に到着。
Pastificio Defilippis
ここは、老舗のパスタ製造&お惣菜屋さんが運営するレストラン。
とても混んでいたが、カウンター席なら空いているということなので、待ち時間なしですんなり入ることができた。
私が食べたのは「タヤリン」のペペロンチーノ。
具はエビのタルタル。削ったライムの皮がとてもいいアクセントになっていて、最後まで飽きずに食べることができた。
タヤリンとはピエモンテ州の方言で、
ボロネーゼでよく使われる平打ちパスタのタリアテッレを、さらに細麺にした「タリオリーニ」のこと言うそう。
卵の黄身をたくさん使っているので、通常のパスタよりも黄色いのが特徴。
普段はスパゲッティ派の私だが、タヤリン、かなり気に入った!
別日に適当に入ったお店でタヤリンを食べた時は、あれ?って感じだったので、
ここのお店のパスタが抜群においしすぎるのかもしれない。
定期的にメニューが変わるので必ずタヤリンがある訳ではないようだが、
ここのお店の看板メニューはアニョロッティやラビオリのようなので、詰め物パスタがお好みの方にもこのレストランはおすすめ。
ランチディナー共に大人気なので、
2人以上の場合は必ず予約して来店することをおすすめする。