うつ病に筋トレがオススメな10の理由
『筋トレすればうつ病治るよ!』と筋トレをすすめてくる人がいるが僕の答えはこうだ。
『んなわけねぇだろド阿保』
筋トレすれば治るなら、もう世界中の病院にトレーニングジムが作られているはず。筋トレ自体に薬のような治療効果はない。では、うつ病に筋トレは無意味なのか、というとそうでもない。
『筋トレすれば治るわけじゃないけど趣味としてかなりオススメだ』その理由をザックリ説明する。
①週1~2回、1回15分で十分
筋トレ=毎日何時間もやらなきゃいけないと思われているが、実はそれは間違い。むしろ毎日やるのも長時間やるのも逆効果。
今日は体調悪いから明日やろう、くらいのゆるさで十分筋肉はつく。
②実はジョギングより痩せやすい
脂肪を燃やす=有酸素運動と思われがちだが有酸素は効率が悪い。
例えば体重60kgの人が30分ジョギングをしたって消費カロリーは100kcalくらい。筋トレは10分程度でそれくらいの消費カロリーになる。
しかも筋トレをすれば筋肉がついて基礎代謝が上がるので、どんどんリバウンドしづらくなる。
③初心者ほどすぐビジュアルが変わる
2~3週間で変化に気づくなんて初心者ではザラ。ガチムチ筋肉マンに比べて伸び代がデカいぶん、筋トレを始めればハイペースでビジュアルは変わる。
進化がすぐに目で確認できる趣味は意外と少ない。
④戦闘力が上がる
ギャグではない。よく筋トレでつけた筋肉は見せ筋だという見方があるがナンセンスだ。なぜトップアスリートが練習とは別に筋トレをするのか、なぜドーピングを使ってまで筋肉をつける選手がいるのか。それは筋肉がつけばパフォーマンスが上がるからだ。
筋肉がついた自分と筋肉のない自分がもし戦ったら…?どうなるかは考えるまでもない。
⑤鍛えたいところだけ鍛えればよい
筋トレ=全身やらなきゃいけないわけじゃない。筋トレを始める理由は人それぞれだ。肩幅をつけたい、腹筋割りたい、胸が垂れないようにしたい、ヒップアップしたいetc.
ならそれぞれがなりたい体に合わせて鍛える場所を決めればよい。肩幅をつけたいなら肩と背中を鍛えればいいし、胸が垂れないようにしたいなら胸筋の上部を鍛えればよい。
⑥いつでも安く始められる
筋トレはジムに行かなくてもダンベルが無くても始められる。腕立て伏せ(実は胸筋を鍛える種目)から始めてもいいし、ペットボトルに水を入れてダンベル代わりにしても良い。自宅にダンベルを置きたければメルカリで安いのを買うのでも良い。
やりたいようにいつでも始められる趣味も実は意外と少ない。
⑦モテる
筋トレをしてビジュアルが変わるとモテる。同性異性問わず声をかけてくる人が出てくる。ギャグではない。
筋トレをして能力の高い肉体になると、本能的に種の保存に適しているという印象になり魅力的に見えるらしい。でも筋肉がついた男が筋肉を過剰にアピールするとキモがられるのでご注意を(割とつらい)。
⑧未来の姿を見られる
筋トレをした部位は血流が増えパンパンに膨れ上がる。1時間もすれば元に戻るが、このパンパンになった姿は筋肉がついた後の姿だ。つまり筋トレを続けていけば近いうちに手に入る未来の姿だ。
このパンパンになった姿がいずれデフォルトになる。未来が見える趣味も少ない。
⑨生活習慣を整えるきっかけになる
効率よく筋肉をつけていくなら食事や睡眠を整える必要がある(不眠症などで乱れていても効果は出るので神経質にはならなくてよい)。
生活習慣を整えましょうと言われても意欲はわかないが、ビジュアルが変わって楽しくなってきたらどうだろう?整えば整うほどより成果が出るなら、何もないよりは整えようと思うのではないだろうか。
⑩やめたって何の問題もない
筋トレは仕事じゃないし、勝手に始めたんだからやめたって誰も困らない。筋トレしてみてつまらないなら、早くやめて他の趣味をやればよい。安く始められるぶん筋トレはやめやすい。
パッと並べただけでもこんなにある。
実際僕は重度のうつ病と診断されたが筋トレを続けるうちに元気になったし(メンヘラマッスル作家を名乗る所以)、なんとなく興味がわいたなら試してみてはどうだろうか?
ちなみに僕は学生時代に買ってそのままになっていたダンベル(15kgが一個だけ)で始めたから初期費用はほぼ0円。素人が自宅で週1回10分から始めて1年ちょっとでのbefore after↓
いただいたサポートはプロテインではなく活動費に当てさせていただきます。