ご相談:医療ダイエットとクリエイティビティ
医療ダイエットの薬についてご相談を受けました。
尿を増やして水分を減らす薬があり、確かに体重計の数字を減らすには理にかなっています。創造性を高める環境については調査があるが、「金」についてはされていないんじゃないでしょうか。
自由診療の医療用ダイエットが流行っているらしく、美容整形外科でも取り扱っていたりします。
ダイエットのために処方される薬について少しご相談を受けたので、調べてみました。
色々ツッコミどころが多いラインナップでしたが、
その中でも以下の二つが目につきました。
カナグル
https://sugamo-sengoku-hifu.jp/internal-medicines/canaglu.html#:~:text=カナグルには利尿作用,ため、注意が必要です。
防已黄耆湯 ボウイオウギトウ
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/di/digital/201207/525690.html
前者は利尿作用があり、
後者にはエビデンスは調べた限りではわからなかったのですが、利尿作用を目的として使っている場合もあるようです。リンパ浮腫の改善にも用いられているとする文献もありました。
僕は、医療ダイエットと聞いて、ホルモン剤を打ったり、代謝をあげるべく適切な運動処方を行うのかなと思っていましたが、発想が違いました。
確かに利尿効果を用いれば、水は脂肪を落とすより短期間で排出できるので、即時的な効果が出ます。
あるクリニックのHPには、体重減少の達成率が99%でしたが、「確かに!」と思いました。
HPには、これらを処方して、「水太り改善」すると書いてありました。
「体重減少」「水太り改善」とすれば、表記上は、問題ないですね。
全く想像できなかったです。
お客さんは、体重計が気になっている方もいるでしょう。
そもそも体重を減らすことについて専門知識のない方が多く相談に来られるので、体重計の数値が減れば確かに満足してくれるでしょう。
相談者は、体の脂肪が多いことを気にされてきているのはわかっている上でですね。(脂肪の吸収を減らす薬もラインナップにありました)
心理学的に、創造性を高める環境や習慣についてはよく研究されています。例えば、自然の中に入るとかですね。
僕の知る範囲では見当たらないのですが、
世の中の仕組みや決まりの隙をついたり、抜け道を掘り当てるといった行為において、人間が創造性を発揮するとき、「金への強烈な欲求」という因子についても検討されているのでしょうか。