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身体や医療における反一般的な疑問シリーズ

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まことしやか言われているものについて、実例をもとに反対意見を述べています。
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2024年9月の記事一覧

コンピュータを発想した天才が感じた自身の限界

皆さんが今使っているコンピュータは、概念・構想が最初に生まれ、その後でものができました。…

体や内面ばかり意識させる弓道の脳筋指導法

僕は医師で、医療現場で要求される様々な手技をすぐに体得するにはどうすればいいか興味を持っ…

耳の疲れ

人から説教されて気遣いする疲れではありません。 僕たちの五感の一つ、聴覚ですが、 いつも…

動く馬を見て凍りついた画家

体の動きは複雑すぎて完璧に把握できません。 そこに挑戦したある写真家のエピソードを紹介し…

医師から見て歯科の薬処方、検査はまとも?

THP(トータルヘルスプログラム)と題した歯周病予防のプログラムが自費医療としてあるそうで…

新しいタバコの害

加熱式タバコが流行っていますが、 アメリカでは、当初、さまざまなフレイバー(大麻抽出物のT…

怖いもの知らずが開ける世界への扉 ②

遺伝的に恐怖を感じにくい人がいます。 進化の過程では、怖さを感じにくい人がいることで危機に打ち勝ってきたと言う説明がなされているようですが、 そこに付け加えたいもう一つの要素があります。 未知を怖がらない、です。 僕の仕事は、人の一生を決めることが多いです。 例えば、膵臓がんの診断が下ると、その人は、もう2年後生きていることはほとんどありません。 でも、その診断を下すときは、一瞬です。 数分で判定することもあります。 また、膵臓がんかどうか迷う場合もあります。 迷う

怖いもの知らずが開ける世界への扉①

元々恐怖を感じにくい人がいます。 サイコパスとかに分類される人も、その中の一つです。 進…

プレッシャーでパフォーマンスが上るタスク

緊張してテストを失敗したとか誰もであるんじゃないでしょうか。 プレッシャーでワーキングメ…

医療業界や工事現場で勝者になりたい人

多種多様な業種が集まって総合的にプレーしていく医療業界では、 それぞれのスタッフが一つ一…

ディベート教育を今すぐやめろ⑤

どっちが正しいかを言い合っても、現実に答えがわかるものについては、論争しても仕方がないで…

ディベート教育を今すぐやめろ④

ディベートで勝つ技術は現実ではほとんど意味ないどころか害が多いです(選挙活動とかは例外だ…

ディベート教育を今すぐやめろ③

ディベートで勝つ技術は現実ではほとんど意味ないどころか害が多いです(選挙活動とかは例外だ…

ディベート教育を今すぐやめろ②

ディベートで勝つ技術は現実ではほとんど意味ないどころか害が多いです(選挙活動とかは例外だが本質的には一緒) 医療現場を例に、ディベート能力を育てるのがいかに不毛かについて説明します。 現実世界で学校で行われるようなディベートをそのまましてしまうと、とんでもない損害が出たりします。 医療現場では、患者の命、多くの人の健康、膨大な額の金、時間などが無駄になります。 ディベートで片方が勝ったとして、結果患者が不幸になったら、何しているこっちゃわかりません。 目的のために共に前進