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Webライターの未来予想図2

ドリカムの歌みたいなタイトルですが、真面目な記事です。ドリカムを知らない若い世代の方は、YouTubeで「ドリカム 未来予想図2」で検索してみてください。ぼくも愛してやまない名曲です。


さて、ドリカム談議に花が咲きそうなところで本題に入ります。

今回のテーマは「Webライターの未来予想」です。

最近は生成AIの進化が目覚ましいこともあり「Webライターなんてオワコンじゃん」と不安に感じている方も多いでしょう。

そこで本記事では、Webライターの未来を予想してみました。

筆者はWebライター歴3年ほど、AI利用歴は1年ほどあるため、それなりに的を得た予想だと思います。

Webライターの未来が気になる方は、最後まで読んでみてください。




Webライターの仕事自体はなくならない

「Webライターの仕事はAIによってオワコン化するの?」と気になる方も多いでしょう。

結論、Webライターの仕事自体がなくなる可能性は低いと思います。一言でWebライターの仕事といっても、以下のように数多くあります。

・Webライティング
・SEOライティング
・セールスライティング
・インタビュー記事の制作
・Webディレクション
・記事の編集
・Webサイト設計
・YouTubeの台本制作
・SNS運用代行
・ブログ記事の制作代行
・電子書籍の執筆代行 など

これだけ多くの仕事をすべてAIが奪うとは考えにくいです。そのため、AIによってWebライターの仕事がオワコン化するまではいかないと思います。

ちなみに、情報サービス企業である「野村総合研究所」が公開している情報によると、ライターの仕事はAIに代替される可能性が低い職業なんだとか。

参考:野村総合研究所|日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に P5

未来のことはぼくにも野村総合研究所にもわかりませんが、Webライターの仕事自体がなくなるとは思えません。

危ないのは文字単価0.1~1円のライター

ライターの仕事自体がなくなる可能性は低いとはいえ、窮地に立たされるWebライターはいるでしょう。

危ないと思うのは、文字単価0.1~1円のWebライターです。文章力のないWebライターより、AIが書いた文章のほうがうまいから。

AIを使った経験のある方ならわかると思いますが、実にきれいな文章を書きます。人間と遜色ないどころか、下手なWebライターよりうまいです。

「下手なWebライターにお金を払って仕事を依頼するより、AIに書いてもらったほうが無料だし得じゃん」と考えるのも当たり前でしょう。

しかもAIは人間と違って、コミュニケーションに多くの時間を使わずに済みます。指示を出せば秒で返ってきますし、納期を破ることもありません。

こうした理由から、文字単価0.1~1円という微妙なスキルのライターは減っていくと予想しています。

高単価と超低単価で2極化する

「AIすごすぎじゃん…やっぱり、Webライター自体がオワコンなのでは?」と思うかもですが、オワコン化はしないでしょう。

予想としては、高単価と超低単価で2極化するかなと。

高単価の定義も難しいですが、仮に文字単価3円以上とします。

文字単価3円クラスのWebライターは、SEOやSNSなどで集客に貢献できます。集客に貢献できるとクライアントが運営するWebサイトの売上が伸びやすくなるから、文字単価が高いんです。

AIもSEO記事は書けますが、まだまだ人間のレベルには到達していません。

また、AIの弱点として「文章が機械的で面白くない」というのがあります。

ネット上にある文章を混ぜたような記事のため、目新しさもありません。

面白くもない、目新しさもないコンテンツを読んで、商品やサービスが売れるのか疑問です。

つまり、AIはきれいな文章は書けても、Webサイトを収益化するのは難しいと思うんです。

だから、Webサイトを収益化できるWebライターの需要は依然として高いので、AIに代替されず生き残れると予想しています。


そして、なんとか生き残れそうなのが文字単価0.1円以下の超低単価ライターです。

ぼくは受けたことありませんが、世の中には文字単価0.04円などの案件が存在するそうです。

↓参考記事↓

仮に文字単価0.04円で仕事を依頼した場合、5,000文字でも200円です。

ChatGPTの有料プランが月額20ドル(日本円で約3,000円)なので、15記事依頼しても同じくらいの値段となります。

AIに文章を書いてもらうといっても、丸投げできるわけではありません。間違ったことを書いていないか、機械的で違和感のある文章になっていないかなどを確認する必要があります。

安い報酬で人間に文章を書いてもらえるなら、仕事を依頼する需要も根強く残ると思うんですね。

だから、文字単価0.1円以下の超低単価ライターも生き残ると思います。ただし、文字単価0.1円以下で生き残るのも辛いと思うので、良い未来とはいえませんが。

Webライターに残された選択肢は主に5つある

Webライターに残された選択肢は、主に以下の5つです。

1.Webライターをやめる
2.超低単価ライターとして生き残る
3.AIライターになる
4.SNSに強いライターになる
5.スキルを磨いて高単価ライターになる

1.Webライターをやめる

Webライターをやめるのも1つの選択肢です。Webライターの難易度は上がっていくので、向上心のない人は遅かれ早かれ消えていくと思います。

どうせ消えるなら、早い段階でほかの副業をやっているほうが得かなと。

「文章を書いてるだけでお金がもらえるなんて、ラクそう♪♪」とか考えてる人は、1秒でも早くやめたほうが良いでしょう。

向上心の有無で、消えるか消えないかが決まります。

2.超低単価ライターとして生き残る

向上心がなくても生き残る方法があるとしたら、超低単価ライターの道を進むことです。

ただし、文字単価0.1円以下、時給が数十円の状況に耐えるのは苦行です。

そんな苦行に耐えるくらいなら、Webライターをやめるか、向上心をもって高単価のWebライターを目指すことをおすすめします。

3.AIライターになる

AIを活用してコンテンツを制作できる「AIライター」の需要が高くなると予想しています。

実際、X(旧Twitter)でもAIライターの募集を見かけます。


AIが進化していくと、どんどんAIライターの求人も増えていくでしょう。

単価は未知数ですが、AIを活用できるライターになると仕事の幅は広がると思います。

AIに負けて市場から消えるより、AIを活用できるライターを目指したほうが賢明です。

4.SNSに強いライターになる

SNSの需要が高いため、SNSに強いライターは重宝されると予想しています。

以下のデータをご覧ください。

出典:MarkeZine|ソーシャルメディアマーケティング市場規模、2023年に1兆円を突破すると予測【サイバー・バズら調査】

SNSマーケティングの市場規模の推計を見ると、右肩上がりで成長すると予測されています。

SNSマーケティングの需要は、今後さらに伸びていくでしょう。

また、SNSはGoogleやYahoo!などの検索エンジンと違い、AIから受けるダメージが少ないと予想しています。

このような理由から、SNSに強くなると需要の高いWebライターになれると考えています。

5.スキルを磨いて高単価ライターになる

一番おすすめの選択肢です。スキルとは、例えばSEOやセールスライティングなどです。

集客や収益化できるスキルがあると、クライアントから重宝されます。

「仕事を依頼すれば収益が伸びそう」と期待してもらえるからです。

SEOやセールスライティングなどのスキルがあれば、仕事を獲得しやすくなるだけでなく、単価も上がりやすいです。

どう考えても勉強してスキルを身につけたほうがいいと思いますが、SEOとかいうと拒絶反応が出る人も多いんですよね。

スキルを磨く努力もしないのに「仕事がとれない」とか「単価が低い」とか嘆いているのは、残念な話です。

「収入を上げたい」「Webライターの仕事を続けたい」と考えている方は、スキルを磨いて高単価ライターを目指すことをおすすめします。

関連記事:【超重要】WebライターのSEO勉強方法5選

おわりに:生き残りたいなら、スキルを磨くしかない

Webライターの未来を予想してみました。不安にさせるつもりはなく、考えていることをそのまま書いています。

人間とAIによる「仁義なき戦い」により、多くのWebライターは消えていくと予想しています。

Webライターをやめるのも選択肢の1つであり、別に止めません。

生き残りたいなら勉強して、スキルを磨き続けるのみです。前述したように、向上心の有無で消えるか消えないかが決まります。

「勉強する→記事を書いて経験を積む」を繰り返すと、スキルアップにつながります。

ここまで記事を読んだあなたは、おそらく向上心もあって勉強熱心な方でしょう。

スキルを磨くためにも、勉強だけでなく記事を何度も書いてみてください。

Webライターの仕事が理想ですが、自信がないなら最初はnoteでも構いません。

小さな行動でいいので、手を動かしてみてください。


PS.

最近、電車に乗っていたところドリカムの35周年記念の中吊り広告を見かけました。ドリカムって、あらためて偉大ですね。ドリカムに始まり、ドリカムで締めます。

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