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HSP である私の疲れている時のサイン7選とその対処法

HSP(Highly Sensitive Person)は、高度に感受性が強く、繊細な人々のことを指します。

私もその一人であり、日々の生活や仕事において、他の人よりもストレスや疲労を感じやすいことがあります。

そんな私が疲れているときに現れるサインと、その対処法についてご紹介します。

1. 休日まで仕事のことを考えてしまう

仕事が終わった後も、休日でも、頭の中から仕事のことが離れず、リラックスできない状態が続いている場合は、相当疲れています。

仕事以外の時間に仕事のことを考えて悩んでいるということは、休むべき時間に十分な休息が取れていないということなので、仕事をすればするほどどんどん疲労が蓄積していってしまいます。

対処法:
・仕事とプライベートの境界を明確にする
仕事が終わったら、メールや仕事関連の通知をオフにし、物理的にも精神的にも仕事から離れましょう。

また、もし在宅などで働いていて、オンオフの切り替えが難しい場合には、部屋の照明を仕事中は白、仕事が終わったら黄色みのある暖かい照明にするなど、変化をつけるように工夫する良いです。

・リラックスする時間を作る
仕事とは無関係の趣味やリラックスできる活動を取り入れ、心を休める時間を確保することをお勧めします。

例として、私がリラックスしたい時の方法をご紹介します。

・美味しいものを食べる
・好きな香りのアロマを使う
・ゆったりとした音楽を聴く
・ゆっくりと湯船に浸かる
・友人に会う

大切なのは、リラックスしたい時のために複数の方法を持っておくことです。

時間・お金をかけないといけないものだけでなく、一瞬で気分を変え、リラックスできる方法があると便利ですね。

・マインドフルネスや瞑想
瞑想や深呼吸などのリラクゼーションテクニックを実践することで、仕事のことを頭から切り離す訓練を行います。

これは、5分間だけ椅子に座って自分の呼吸に意識を集中するだけでも立派なマインドフルネスになります。

少しの時間でもやってみると頭がすっきりとする感覚がありますので、騙されたと思ってぜひやってみてください。

2. 憂鬱な気分が次の日まで続く

一日の終わりに感じた憂鬱な気分が、寝て起きた後も続くことがあります。これは、精神的な疲れが解消されていない証拠です。

対処法:
・夜のルーティンを整える
寝る前にリラックスするルーティンを作り、心地よい睡眠を促すことが重要です。

例えば、ホットバスに入る、アロマテラピーを楽しむ、静かな音楽を聴くなどです。

ポジティブな思考
 
一日の終わりに感謝することやポジティブな出来事を振り返ることで、憂鬱な気分を軽減させます。

人は、最後に言われたこと、起こったことが記憶に残りやすいようになっています。一日をポジティブな気持ちで終わることで、自然とポジティブな気持ちで毎日を過ごせるようになります。

3. 些細なことでイライラする

普段なら気にならないような些細なことに対して、過剰にイライラしてしまうことがあります。
これは、ストレスが限界に達しているサインです。
普段気にならないことに対してイライラしているなと感じたら、次のような対処法を試してみてください。

対処法:
・ストレスマネジメント
ストレスを感じたら、すぐにその原因を突き止め、適切な対処法を見つけることが大切です。
ストレスは、自分が大切にしているものが脅かされているというサインです。
例えば、私の場合には、残業が多くなるとイライラしやすくなり、ストレスを感じます。
これは、私が自分の自由な時間を大切にしているということですね。
もっと自分の気持ちを深掘りして考えてみると、私は自分の趣味に時間を使いたいと考えているとわかりました。

この場合の対処法は、もちろん残業を減らすことは大事ですが、それができない場合には、趣味を変えて同じ時間でもより楽しめるようにすることなども立派な対処法になります。

・自分を落ち着かせる
イライラした時は、深呼吸をして心を落ち着かせます。
また、短い休憩を取ることも効果的です。

一旦その出来事については考えないようにするということも大事です。
少しでも時間をおくことで、冷静な自分に戻ることもできます。

・他人の意見を受け入れる
他人の言動に対して過敏に反応する前に、相手の立場や意図を理解しようと努めることが大切です。
しっかりと話し合う場合でも、相手には相手の言い分があるため、そこを理解して話し合わなうことが大切です。
そうでないと、永遠に話が進まないままになってしまいます。

4. 何もかも面倒と感じる

何をするにもやる気が出ず、全てが面倒に感じることがあります。これは、精神的なエネルギーが枯渇している状態です。

私の場合は、疲れた時、これが一番多いです。
全てがめんどくさいと感じ、一切何もしたくないと思ってしまいます。

対処法:
・適切な休息
しっかりと休息を取ることで、エネルギーを回復させます。
無理に頑張らず、休むことに罪悪感を感じないようにしましょう。

小さな目標を設定する
大きなタスクに圧倒されることなく、小さな目標を設定し、一つずつ達成していくことで達成感を得ることができます。
一歩ずつでも進んでいるという感覚を得ることで、驚くほど不安感やイライラが消えますので、これは特におすすめの方法です。

楽しみを見つける
自分が楽しいと感じることに集中することで、面倒な気持ちを和らげることができます。
先ほどご紹介したようなリラックス法も、気分を変えるためには効果的です。

5. とりあえず娯楽で時間を潰し、時間を無駄にしたと後悔する

私は、疲れを感じた時に、無意識に娯楽に逃げ込み、後からその時間を無駄にしたと感じることがあります。

これにより、さらに自己嫌悪に陥ることもあります。
ストレスを改善するために娯楽で気を紛らわせるのは、短期的には有効だと思います。
しかし、その娯楽が終わった後で、また同じ問題・同じストレスを抱えることになるため、根本的な解決が必要だと思っています。

対処法:
・計画的に娯楽を楽しむ
娯楽を楽しむ時間を計画的に取り入れ、それが休息の一部であると認識することで、罪悪感を軽減します。

バランスを取る
娯楽と生産的な活動のバランスを取り、どちらも適度に行うように心がけます。

自己反省
娯楽に費やした時間を無駄と感じたら、その原因を分析し、今後どのように過ごすべきかを考えます。

・根本原因への対処

気持ちが落ち着いたら、ストレスの根本原因を断ち切ることが大切です。

自分が本当にその娯楽を100%純粋に楽しめているなら問題はありません。

しかし、なんとなく罪悪感を感じていたり、娯楽が終わった後にまたすぐにストレスを抱え問題について考えてしまうのであれば、それは皆さん自身に良い影響はないと思います。

ストレスの原因は、自分自身の心に聞いてみるしかありません。
自分が本当に求めているものがわかれば、あとはそれを実現するために行動するだけです。

6. 夜眠れない、日中眠たい

私の場合、過度なストレスが長期間続くと、夜適切な睡眠をとることが難しくなります。寝ている時に途中で起きてしまったり、なかなか寝付けないという状況が増えていきます。
また、夜に寝つけず、日中に眠気を感じることが続くと、生活のリズムが崩れ、さらなる疲労を招きます。

睡眠の問題はは非常に大きな問題なので、もし、このような状態が続くようなら、専門機関へ相談されることをお勧めします。

・睡眠環境を整える
快適な寝具や静かな環境を整え、良質な睡眠を促します。
また、寝る前のスマートフォンやテレビの使用を控えることも効果的です。

・規則正しい生活
毎日同じ時間に寝起きすることで、体内時計を整えます。
これにより、夜に自然と眠くなり、日中の眠気が軽減されます。

・リラックスする方法を見つける
 
寝る前にリラックスするためのルーティンを作り、心を落ち着かせることが大切です。例えば、読書や軽いストレッチなどが効果的です。

7. 集中力が低下する

仕事や勉強に集中できず、注意が散漫になってしまうことがあります。
これにより、効率が悪くなり、さらにストレスを感じることがあります。

対処法:
・適度な休憩
長時間の集中は難しいため、適度な休憩を取りながら作業を進めます。
例えば、25分集中して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」の活用も有効です。

環境を整える
集中しやすい環境を整えます。
例えば、静かな場所で作業する、デスクを整理する、集中力を高める音楽を聴くなどが効果的です。

集中力を鍛える
マインドフルネスや瞑想などの集中力を高めるトレーニングを日常的に取り入れると良いです。
マインドフルネスは、先ほどご紹介したとおり、自分の呼吸に集中するだけでも実践することができます。
これは意外と難しく、やってみるとすぐに雑念が頭に浮かんできて、最初のうちはうまくできないと思います。
浮かんできた雑念に対して何かをするわけではなく、雑念に気づいたらすぐに呼吸に意識を戻すという作業を続けていくと、これ自体が集中力を上げるトレーニングになります。

いかがでしたでしょうか。

HSPである私が感じる疲れのサインとその対処法について述べてきました。

これらのサインを早期に認識し、適切に対処することで、心身の健康を保つことができます。

自分自身を大切にし、無理をせず、休息とリラクゼーションを取り入れることが重要です。

この記事が、同じように感じているHSPの方々にとって役立つものであれば幸いです。
自分自身の疲れのサインを見逃さず、適切に対処することで、より健康で充実した生活を送れるようになります。

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