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"「自分を見てごらん。手が二つある。右手と左手だ。
手は働くためにある。この両手で、君はいろんなことができる」。

このように、自分にあるものを意識させることを試みる。

子どもは、自分に手があることを知っているだけでなく、
手があるということを意識すべきなのだ。

仕事のために手があるということを知っているのと、
そのような考えが心魂に浮かんだことがないのとでは違う。

手について、そして手で行う仕事について
子どもとしばらく話し、
手を器用に用いさせてみる。

場合によっては、これが最初の時間にできる。"

         <<シュタイナー教育ハンドブック>>


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