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せかいむら321!【コトバビタミン】第35回


こんにちは!虹色さん太(@nijiiro_santa)です。

今回はその昔、わたしが主催したチャリティーイベントについてお話しします。




2004年、新潟中越地震とスマトラ沖巨大地震が起こりました。

わたしは当時、自分にできることはないかと考え、支援金の集められるイベントを企画することにしました。

って簡単に言ってますけど、実際やってみると、「そんなこと言い出さなきゃよかったよ〜汗」と思うことばかり。



募金が集まるには〜???と色々考えたり、相談したりして、当時人気のあった野外でのフリーマーケットや飲食店、ライブの融合したイベントを計画しました!



それが、

2005年3月21日
新潟県中越地震・スマトラ沖地震支援チャリティーイベント
せかいむら321!
久留米六角堂広場


です。

なぜこの『せかいむら』というタイトルにしたか。それは、このイベントを発案する少し前に『せかいむら』(できたときは漢字で『世界村』って書いてました)という曲を作っていたからです。

世界が一つの村のようにつながって欲しい、という願いを込めた曲です。


そして、このイベントを実行していくにあたり、学生時代の友人や学生時代アルバイトしていたライブハウス、当時の職場の同僚など、多くの方に協力をいただきました。

みんなボランティアです!

協力者で役割分担し当日までに必要なもの、募集をかけていたフリマや飲食店の集まりもよく、わりと順調に準備が進んでいました。

しかし…



なんと…



まさかの…


福岡西方沖地震が…


そうです。なんとイベント前日の3/20に福岡西方沖地震が起こりました。


わたしは近い地域に住んでいたので、ゴォ〜!!!!という音と共に大きな揺れを感じました。

わたしはこの時、午前中から近所のスタジオで、ステージライブ本番に向けての最後のバンド練習をおこなっていました。


最初何が起こったのか全く分かりませんでしたが、まずは家族や恋人(今の奥さん)に生存確認の連絡をしました。


とりあえず自宅に戻り、テレビなどで地震の状況を確認すると、かなりひどい状態であることがわかりました。

午後になると、フリマへの参加エントリーされている方からも地震の影響で数件キャンセルの連絡が入りました。

ボランティアで参加してくれるスタッフや出演してくれるアーティストの方々からも明日の開催についてのお尋ねの連絡がどんどん来ました。


この状況で、明日イベントやれるのか!?

またすぐに地震が来たら?

と、わたしは重大な決断を迫られました。


考えに考えに考えに考えて…


わたしはイベントを決行することにしました。

場所的に野外で、地震が起きても比較的安全であることもあり、こんなときこそ、参加できる方で動きたいと思ったのです。



関係者にイベントを実施することを伝え、開催までの残りの準備を急ピッチで進めました。


その後の地震も起こることなく、イベントには多くの方に足を運んでいただき、無事に終えることができました。


ドタバタと運営していると、当日はあっという間に終わっちゃいますw

ということで、昔のブログから、数字的に分かるデータをご覧ください!


過去のブログより

新潟県中越地震・スマトラ沖地震、並びに福岡県西方沖地震復興支援チャリティーイベント「せかいむら321!」における皆様方からの募金を昨日、各自治体へ寄付したことをご連絡致します。

募金額は、149,632円!!!でした。
皆様の温かいご協力に感謝致します。

募金総額の内訳は、新潟県中越地震に約35%の52,371円、スマトラ沖地震に約35%の52,371円、福岡県西方沖地震に約30%の44,890円となっております。

また、募金収益別内訳は、
フリーマーケット参加費    20,000円
飲食店参加費         10,000円
募金箱・出店売上からの募金 119,632円
---------------------------------------
           合計 149,632円


「募金」だけ募っても、そんなに集まらない可能性もあるので、フリマや飲食店の参加費を集めることで、まず確実に一定の金額を集めることができます。

そこから募金が加わって、このような金額になりました。

もともとは新潟中越地震とスマトラ沖巨大地震の支援のために進めていましたが、福岡西方沖地震の被害に対しても支援ができればと思い、当日のステージ上でアナウンスさせていただき、集まったお金を3つに分けて、振り込ませていただきました。


このとき、自分はいわゆるゾーンに入ってる状態だったと思います。

なんかもう、よく分からないけど、夢中でした。

この時期、実家で家賃も光熱費も払うことなく暮らしていたので、社会のことなどを考える余裕があったのでしょうか?


このイベントに携わってくれた方々が、その後の人生の中で、誰かを助けたり、幸せを与えたりすることに潜在的に反応してくれているといいですね!


そして、この年わたしは結婚した。

このイベントを行うにあたり、もっとも協力してくれた、当時お付き合いしていた方と結婚しました。


やっぱりね、
NO WAR!ですよ!
必要なのはLOVEです!


『せかいむら』のLyricVIDEOができたら、またお知らせします!

ではまた!

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