「学校」は本当に必要か?
#教育とは
こんにちは!
井川ともみです🌈
目まぐるしすぎて
というか夏休みに翻弄されすぎていて
全然note書けてません、、
で
インスタライブも久しぶりにやりました。
夏休み明けが一番苦しい子どもが多い事実
皆さんご存じですか?
新学期よりも夏休み明けの
9月はじめが苦しいらしいです。
ということは
多分もうすぐ夏休みが終わるなーという
この時期も苦しいはず。
また、学校が始まる
また、教室へ行く
また、みんなに会う
ということで憂鬱になる
そんな子どもたちが
日本にたくさんいるということ
見えないから氣づかれないけど
苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。
毎年この #学校ムリでもここあるよ
のハッシュタグで活動している方々がいます。
次女が通っているフリースクールもその一つで
学校が無理でもここあるんだよ
学校じゃない場所もあるんだよ
あなたを受け入れてくれる場所はあるんだよ
と
メッセージを送り続けています。
フリースクールに通う通わないは、置いておいて
間口を広げて
待っている大人がいることをみんなに知ってもらう
だけでも世界が変わるかもしれません。
さて、衝撃タイトル?!
こちらの記事でも少し触れていますが
私はもう学校いらんやろ?という心境になっています。
学校があるから
学校にみんなが通わなきゃいけないことになっているから
苦しむ子どもたちがいるのです。
そもそも学校がなかったら?
不登校という言葉も存在しません。
支援級という言葉も存在しません
発達障害という言葉も存在しないかもしれません。
私は昨年末から今年の前半にかけて
葉山町内の学校に行かない行けない子どもを抱える保護者の皆さんと
繋がるべく活動してきました。
それは我が家の事情だけだと
「井川さんちの話」で終わってしまうので
たくさんの困っている皆さんと繋がり
その声を行政に届けることで
何かを、変えていけないか、と思ったからです。
その思いは変わっていませんが
何か制度を変える、制度が変わる以前に
困っている子どもたちとその家庭が存在しているのだということに
まずは目を向けていく必要があります。
私は今現状あるものを変えていくことは
なかなかに大変なことで
それは仕組みや組織が大きければ大きいほどむつかしいと感じられるし
こと学校に関しては
結局のところ学校だけの問題ではなく
この社会、世界の仕組みそのものの問題でもあり
遅々として変わっていかないのは
そういう全体的なところも深くあるのだろうと
とても感じています。
何のために学校が存在するのか?
そもそも教育の主たる場は家庭です
ただその家庭も
核家族化や晩婚化が進む中で
家庭だけに教育を任せることはできません。
そもそも人は社会的な動物で
子どもは
家庭を中心とした地域社会で育まれるのが
本来の形だと思います。
という中での学校の役割とは何ぞや?
かつて、次女が通う校長先生と面談したときに
「学校は勉強はもとより社会に出たときに困らないために必要です」
と
おっしゃっていました。
でも
そもそも人は生まれた瞬間に社会に出ています。
社会に存在しています。
学校に行かなきゃ社会に出られないというのは
おかしな理論だと私は思います。
今、これまであった
規則
制度
契約
常識
そういうものから自由になる時のような感じが
私はしています。
というかそもそも自由なはずです。
こうじゃなきゃいけない
と誰かが決めているだけです。
自分ではない、誰かが。
その誰かが創った仕組みや規則に
縛られ続けて生きているのです。
もし「学校」がなかったとしても
家以外のサードプレイスは必要でしょう
それはきっと
子どもだけではなく大人にも
みんなに、必要だと私は思います。
別にフリ-スクールとかじゃなくていいんです。
ピアノ教室でもいいし
麻雀クラブでもいいし
近所の行きつけの喫茶店でも
いいんです。
大切なことは
その場を自分で選ぶ、選べるということです。
みんなが自分の居場所を選べるということ
それこそ基本的人権で守られているはずですけどね。。
私は「学校」が悪いと言っているわけではありません
この世界は
いい、悪いの二元ではありません。
学校内で尽力してくださっている方が
たくさんいるのも、もちろんわかっています。
ただ、学校という組織が、システムが
現状のままではもう無理なのではないですか
という話をしているのです。
そして無理である以上
一回ぶっ壊して新しく別の「学校ではないもの」を創るくらいでないと
小手先だけの変革では追いつかないのではないか
と感じているのです。
来週
お忙しい中お時間をとってくださり
葉山町の町長と教育長に面談させていただくことになっています。
昨年からたくさんの皆さんにお会いして聞いてきた声を
まとめて
届ける
私にはその役割があります。
そうして何かを変える
新しい制度を創る以前に
今こういう状況だということをお伝えし
それを理解していただき
少しでもこちらへ心を寄せてくださるように
お願いを
してくるつもりです。
対話というのは
対等な立場でできるもの
私はいち学校へ行かない子どもの保護者として
大切な役割を担ってくださっている
町長と教育長に敬意を表しつつ
私の立場で
ありのままの思いをお伝えしてきます。
それでどうなるのかはわかりません。
でも、ただ前を向いてやるだけです。
目の前の大切な人と
未来の子どもたちのためにできることは
ここに、あるからです。