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「とりあえずビール!」で不登校を解決する??

#ウチの子学校に行きたくないと言い出しました



こんにちは

井川ともみです🌈

今日は台風みたいな変な風が吹いている葉山
朝起きたときはすごくきれいな空でしたが
今は時折吹く暴風とともに
強めの雨が降っています。

能登が大雨と洪水で
濁流の映像が朝からSNSで流れてきていて
そこに
台風も向っている?

こんな進路、見たことないですね

本当におかしなことが多いです。

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さて、表題の
「とりあえずビール。で不登校を解決する」
~お父さんと一緒に考えたい不登校の話~
の著者である蓑田雅之さんを葉山にお呼びして
講演会、ワークショップを開催するにあたり

蓑田さんと
かねてから仲良くさせていただいている
不登校、引きこもりの親の会を主宰している
「ゆずり葉の会」橋本さんと
打合せをしました。

そこで話していた内容が
本当にその打合せそのまま録画でお見せしたいというくらい

素晴らしい内容で
私の記録のためにも記事にしようと思います。

まず私がかねてからやりたかったのは
不登校に至る手前の行き渋り期の親の対応の会

前回の記事にも載せましたが
不登校4つの段階という表があって

この最初の「行き渋り期」の
対応が本当に大切で
この対応を誤ることで
その後の不登校に至る過程、立ち直る過程
が本当に長引いたり
子どもも親も苦しい時間が長くなる

私はたくさんの方の話を聞いて思いました。

今学校に元気に通っているお子さんも家庭も
いつ何時
何がきっかけで
「学校に行きたくない」
と子どもが言い出すかわからないという世界の中で

この最初の行き渋りの時

「学校に行きたくない」と子どもが言い出した時に
どのように親、先生が対応するか
というのは
すごく重要なことなんですよね

行き渋った後
学校にまた元氣に行けるようになる場合も
学校に完全に行かなくなる場合も
どちらになっても

その最初の対応を知っておくのは
すごく大切だし役に立つと思います。

という中で
父親目線で
不登校を語ってくださっている蓑田さんの
お話を聞きつつ

みなさんで
学校に行く?
行かない?
無理やりでも行かせたほうがいいの?
そもそも教育とは?

というところを考えていけたらと思っています。

蓑田さんがはじめにおっしゃっていたのは
「親が厳しくすることと甘えさせることの違い」
です。

学校に行きたくない

と子どもが言い出した時
「いいよいいよ、休んでいいよ~」
と休ませることは甘えではないのか
子どもを甘やかすことではないのか
と考える方が
まだまだたくさんいるような印象を私は受けていて

学校に行かないことは甘えなのだろうか?

という問いに

親という頑丈な壁があれば
子どもは寄りかかることができる
「自由にしていいよ」
「学校に行かなくていいよ」
ということは
親が薄い衝立のような壁で
完全に寄り掛かることはできない

一見甘やかすように見える対応も
子どもの好きにさせることで
子どもの意思の芽生えを尊重し
自立、自律につながっていく

「自分が自分の人生を生きていく」
ことにつながってくる

と蓑田さんはおっしゃいます。

私も本当にそう感じます。

親がレールを敷いたり
先導して手を引っ張ることは簡単です。
でも
実際に自分の人生を生きていくのは
子ども自身であり
自分で決めて自分で生きていくという
体験を小さなことから積み重ねていくこと

子ども自身の自信と自律に繋がります。

また、先が見えないことで極度に不安になる親がいることも
事実です。

私自身も学校に行かなくて
家だけで同じように勉強ができるのか
彼女の世界はこれ以上広がっていかないのではないか

不安になりました。

この先が見えない不安という問いに対して

「先が見えない」という感覚は
親ではなく子どもが氣がついていくことである
子ども自身「自我」
自分の中で「やばくない?」「大丈夫かな?」
と思うこと
葛藤しつつも自分のやること、できることを自分で決めていくこと
が大事である

親が子どもの今の状況を肯定すること
親自身の不安、心配を子どもに押し付けないこと
が大事

と蓑田さんはおっしゃいます。

子どもは不安に思っていないのに
先々のことを先回りして不安に思ってしまうのは
親心
というものなのかもしれません。

私はこの不安、心配も
先が見えないから起こることだとするのならば
情報を先に得ておくことは
その不安を少しでも減らすことにつながるかもしれない
と考えます。

なので先に書いたように
初期の対応やその後の相談先を
知っておくこと
先輩方、先人たちの経験談を聞いておくこと

知らないから不安になるのだとしたら
知っておくことは大切なのではないでしょうか


また母親と父親の対応の違い
我が子が学校へ行かないことへの受け止め方の違い

過度にあるケースが見受けられます。

両親の考えや言っていることが極端に違い
子ども自身の問題で夫婦喧嘩などに発展することは

子どもにとっていいことではありません。

父親の理解がなかなか進まない時の対応について蓑田さんは

大人の社会、会社組織では
メンタルがきつい時の対応(休職、配置換えなど)
が進んでいる中で
心のメカニズムを理解せず
無理やり学校に行かせるなどの対応は非常に危険
父親が素人判断で対応した結果
長期化、深刻化、取り返しが浮かないことに
なりかねない

とおっしゃっており

心のもともと持っている弾力、元に戻ろうとする力
レジリエンス
がなくなってしまったら
元に戻れなくなってしまう

と重ねて話されています。


家族によってもちろん対応や考え方は様々ですが
私が接してきた
学校へ行かない子どもを抱える家庭において
父親の理解がない、遅い
また
祖父母が全く理解してくれない

というのは往々にしてあることのように
見受けられます。

学校へ行くことが当たり前

で育ってきた我々は
学校に行くこと自体に疑問を持つこともなく
嫌なことも日々あるけれど
学校に行って友達と会う、
給食や部活のため

楽しいことのほうが勝っていたから
何とかそのまま学校に通い続けてきたのかもしれません。

自分の価値観や経験をそのまま
子どもに当てはめて押し付けないこと

子どもを親がコントロールしようとしないこと

これは子育ての鉄則のような感じがします。

我が子であっても
目の前の人は別の人格であり
生まれてきた時代も環境も違うのだということ

親がまず目の前の子どもをありのまま受け入れ
信じること

それが子ども自身の自律と自己肯定につながるのかもしれません。




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