自転車旅行は同じコースでも本の再読のようにおもしろい
自宅から自転車で目的地まで行く自転車旅行は、サイクリングロードを軸にコースを決めます。車と並行する一般道は避けて車通りの少ない道を行きます。安全で安心のコース、今回は3度目になる茨城県の下妻に行ってきました。
何度も同じところに行っても、季節が違うし、風、天気、景色、食べるものも、年齢も、感じ方も夫との会話も同じものはありません。本の再読みたい。
東京から小さく見える筑波山を目指し、それがだんだん大きくなっていくのも好き。
行きは江戸川~利根運河~小貝川のコース。
土手を下りて2kmぐらいのところにある「やすらぎの里しもつま」でランチ。
ここまで70kmぐらい。時間があったので近くの夫の従弟のおうちに寄りました。連絡なしでいきなりいっても歓迎してくれる田舎ってすごい。
小貝川から一般道に出て、ホテルの近くの砂沼で休憩。このカフェはお気に入りの場所。砂沼は私のアクアスロン(スイム&ラン)デビューの場所で、ここを泳ぎ走った思い出の場所です。
今回もホテルは、ビアスパークしもつま。森の中にある雰囲気のお部屋で窓からは深い緑を楽しめ軽井沢のよう。地ビール、地元の農作物のお土産も充実してます。
お風呂がいいです。地下1,500mから湧き出るナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(弱アルカリ性)の天然温泉で、浴槽もたくさん。
自転車は倉庫に保管してくださり親切です。
ホテルから離れていましたが、夫が行きたい!と言っていた老舗のお寿司屋さんで夕食。美味しかったです。ビール、日本酒1合瓶 3本、刺身盛り合わせ、イカ焼き、
帰りは鬼怒川~利根川~利根運河~江戸川コース。
今回の新しい発見です。高速道路のサービスエリアに一般道からの入り口から入れちゃいました。利根川を下りて2kmぐらいで常磐自動車道の守谷SAがあります。一般道からの車も、歩行者も自転車も入れちゃうんです。いつも車でくるところなのに自転車でこれちゃうのにびっくり。
自転車旅行では、トイレと水、休憩場所が大切なのでいいところを偶然見つけました。
ランチは利根運河沿いの「松まる」。ここもお気に入りのお店です。一般家庭を開放していてスタッフの方々が感じよく、アットホームでおいしいお店です。
ここからはあと25kmぐらい。風も悪くない。
行きは88km、帰りは84km。この距離なら日帰りコースかもしれないけど
ゆっくり遊びながら、2日間自転車に乗れるのは貴重です。
3回同じコースだったけど、慣れているコースは安心です。75歳と60歳の自転車旅行だもの。この距離で充分。
自分の力で目的の場所に行き、自分のうちに帰ってくる。
行って帰ってくる、って大切なことだと思いました。