『100万回言えばよかった』のハンバーグとプリンをつくってみた
20年前の思い出の味が結びつけた恋は、亡くなったあとでも霊として、味でつなげることができます。
ファンタジックラブストーリードラマ『100万回言えばよかった』は、ミステリーの要素もあり楽しめます。
佐藤健さん演じる直木が作るハンバーグとプリン、美味しそう!食べたい!
レシピがあったのでつくってみました。
合い挽きでなく、牛肉のみで牛脂を使ってました。牛肉ひき肉と細かく切った牛脂を混ぜて、冷やしておくといいそうです。
noteお料理仲間は、玉ねぎは炒めない派が多いのですがこのレシピは炒めてました。ドラマの中でも「ガチャガチャやらない!」と直木さんが言ってましたが、いこまゆきこさんのお料理教室でも触らない、と教えていただきました。
フランベは、風味や香りづけになり旨味を閉じ込めます。フライパンを傾けて、白ワインに火を着けます。
200度のオーブンで10分焼きます。食感が増し肉汁が逃げにくくなるそうです。
デミグラスソースのレシピもありましたが、簡単に「栗原はるみのデミグラスソース」と赤ワインで作りました。
柔らかく、お箸で食べました。美味しかったです。
プリンは実家の味で作りました。
キャラメルソースの入った型に注いで、天火に水を張りオーブンでじっくり50分ぐら蒸し焼きにします。
直木が悠依に作ったプリンは緊張して、砂糖と塩を間違えしょっぱいものでしたがこれは甘いプリンです。
しょっぱいプリンで、直木が亡くなっていると確信した悠依。
味の記憶って、確かにある。
私がつくったプリンは、なつかしい実家の味。父の会社の本。中学生の頃、この本のレシピでスポンジケーキや、アイスボックスクッキー、クレープをつくってました。
母ももちろんこのプリンをつくってくれていたけど、プリンはなぜか弟の味。彼が高校生のとき母親を亡くしているのでなんでも自分で作っていたからかな。
弟のプリン、きちんと濾すのがポイントといってたっけ。つるっとして、なめらかでやさしい甘さ。
悠依のように哀しい味ではないけど、ちょっとせつなくなるのはどうしてかな。味でつながるってことかな。