旅ラン 頼朝伝説を訪ねて
NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第5回の放送は、石橋山の戦いでした。頼朝が惨敗し洞窟の中で身を潜めていた場面がありました。
この後安房の国に逃走します。この逃走がのちの鎌倉幕府につながることになります。
安房の国でその土地の豪族を味方につけたのですから。
1月27日(木)のNHK『日本人のおなまえ』で頼朝の逃走ルートが紹介されていました。
あれ?ここって別荘の近く?
走ってみようと思いました。
こうした切通しがたくさんあります。鎌倉もトレランでよく走りましたが、切通しが多いですね。
秋葉大権現という朽ち果て忘れ去られたような神社を目指して走りました。この階段は108段あり、おどろおどろしい感じで上るのに勇気がいりましたがご挨拶してきました。
階段は、降りるほうが怖いですね。
ここだ!神社のすぐ先に、ありました。百坂と書いてもも坂。数人だった頼朝兵が100人になったといいます。
誰も通らないような古道で、通り抜けるのは勇気が入り、途中までしか行きませんでした。
百坂のあとのルートは、北上し兵が増えていくごとに頼朝が通ったとされる道を「三百坂」「千騎坂」「万騎坂」と後ほどの地元民が名づけたといいます。
今回は、もも坂だけで戻りましたが12kmぐらい走れました。
迷ったり、夫婦で喧嘩したり、おしゃべりしたり、寄り道したり。
テーマを決めて走る、歴史を訪ねて走る、知らないところを走る、ロマンがあり楽しいです。想像力も広がります。
800年前に生きた彼らに会えたような気がして。
子どもを何もない広い場所に、ぽんと連れ出すと走り出すように、体を動かすことは人間本来の姿を取り戻す1つの方法でもあります。
人間本来の姿を取り戻すと 生きる力が高まります。
走ることは、いろいろなことを教えてくれます。
ありがとうございました。