見出し画像

ささやかな非日常

津村記久子さんの
『つまらない住宅地の
すべての家』を読みました。
温かさとドキドキ感が
詰まった物語です。

ニュースが飛び込み、
住人たちの平凡な日常が
変わります。
十軒の家の住人たちは、
夜中に交代で見張りを
始めることに…

Amazonより

つまらない住宅地のすべての家
津村記久子 (著)

とある町の路地を挟んで
十軒の家が立ち並ぶ
住宅地。そこに、
女性受刑者が刑務所から
脱走したとの
ニュースが入る。
自治会長の提案で、
住民は交代で
見張りをはじめるが……。
住宅地で暮らす人々
それぞれの生活と
心の中を描く長編小説。

つまらない住宅地のすべての家
津村記久子 (著)
Amazonより

主要な登場人物とその関係性

  • 自治会長の丸川明
    :町の安全を守るために
    住民総出で見張りを
    提案するリーダーの存在。

  • 山崎正美
    :優しいお母さんの存在で、
    町の平和を
    心から願っています。

  • 真下耕市
    :ちょっと変わってるけど、
    実は心優しい人。

ストーリーの感想

  1. ドキドキの見張りシーン
    :夜の見張りで、
    住人たちが交代で
    見張りをするシーンは、
    緊張感とともに
    コミカルな要素もあり、
    読者を引き込みます。

  2. それぞれの家庭の秘密
    :出来事をきっかけに、
    それぞれの家庭の
    秘密が少しずつ
    明らかになり、
    住人たちの絆が
    深まっていく様子が
    描かれます。

  3. 新たなご近所づきあい
    :見張りをたて、
    住人みんなで協力し、
    新たな関係性をゆっくり
    深めて行く
    過程が感動的です。

この物語は、
ありふれた日常の中に
潜むドラマを思わせます。
津村記久子さんの
淡々とした文章の中に、
普段の生活に
気をつけなかった
大切なことが詰まっている、
読者の心にじわっと
沁みてきます。

見張りという出来事を通して
住宅に暮らしている
人たちが成長し、
希望に向かっていく様子は、
心温まるものです。
読んでいくと、
ほっこりとした気持ちになり、
日常の小さな幸せや希望を
再確認させてくれる一冊です。

Kindle版


Audible版

30日間無料
オーディブル登録はこちら
👇

プライム会員限定
3ヶ月無料キャンペーン
👇

………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

#私の本棚
#本
#読書
#勝手にオススメ本
#オーディブル
#朝のルーティーン
#つまらない住宅地のすべての家
#津村記久子
#毎日note





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?