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食事と集中力の関係【飽和脂肪酸で集中力が下がる】
食事と集中力の関係【飽和脂肪酸で集中力が下がる】
私たちの日常生活において、食事は欠かせないものです。食事は体重や健康、睡眠などさまざまなことに影響を与えますが、集中力にも大きな影響を与えます。
今回は、食事と集中力の関係を紹介します。
・オハイオ州立大学の研究
オハイオ州立大学で行われた研究では、51人の女性を対象に、食事が集中力に与える影響が調査されました。
参加者は事前に集中力テストを受け、血液サンプルも採取されました。
その後、2種類の食事(飽和脂肪酸が多い食事と不飽和脂肪酸が多い食事)をランダムな順序で摂取し、5時間後に再度集中力テストを受けました。
・飽和脂肪酸食と不飽和脂肪酸食
飽和脂肪酸食: パルミチン酸を多く含む食事
不飽和脂肪酸食: オレイン酸を多く含むヒマワリ油を使用した食事
どちらの食事も、卵、ソーセージ、ビスケット、グレービーソースが提供され、脂質60g、炭水化物60g、タンパク質37g、総カロリー930kcalに調整されていました。
(ファストフードのようなメニューを真似した)
・驚くべき結果
研究の結果、飽和脂肪酸が多い食事を摂取した後は、不飽和脂肪酸が多い食事を摂取した後に比べて、集中力が低下し、注意力が散漫になることが明らかになりました。
つまり、肉の脂身やラード、バターなどの飽和脂肪酸を多く含む食事は、集中力を低下させる可能性があります。
・リーキーガットの影響
さらに、血液サンプルの分析から、リーキーガットの人は、食事の内容に関係なく、集中力テストの成績が芳しくないことも分かりました。
・まとめ
飽和脂肪酸が多い食事は集中力を低下させる可能性がある
ファストフード等の不健康な食事は集中力低下の要因になる
リーキーガットの人は、食事内容に関係なく集中力が低下しやすい
重要な試合やテスト、仕事の前には、飽和脂肪酸を控えめにし、不飽和脂肪酸を意識的に摂取することをおすすめします。食事は集中力に大きな影響を与えるため、上手に活用することで成功への近道になるかもしれません。
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