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運動の重要性とたくさんのメリット 運動編 #1

今シリーズでは人生を変える3大要素「食事」「休息」「運動」の中の「運動」について特集していこうと思います。


はじめに

現代の生活って忙しくて、情報も溢れていて、何から手をつけていいのか分からないことも多いですよね。特に、働き盛りの我々は、オフィスでのデスクワークや、最近増えてきた在宅ワークで、気づけばずっと座っている時間が増えてしまっています。このような生活は、体を動かす機会が減少し、運動不足にもなりがちです。

運動不足と聞くと、ちょっとネガティブなイメージがあるかもしれません。実際、運動不足は体の不調や気分の低下を引き起こす原因となります。長時間の座りっぱなしは、筋肉の衰えや関節の固まり、さらには血流の悪化を引き起こし、これらがさまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。

でも、ここで良いニュースをお伝えします。適度な運動を取り入れることで、これらの問題は大きく改善されるんです。運動することで、筋肉や骨を強化し、心肺機能を向上させることができます。気分もリフレッシュできて、ストレスも減少。そして、良い睡眠の質も手に入れられます。運動の習慣をつけることで、長く健康な生活を楽しむことができます。

「そんなことはわかってるよ」「でも何から始めたらいいの?」「運動って辛いから嫌なんだよね」など色々な意見も多いと思います。これからの記事は、そんな疑問や不安を持つ方々のためのものです。運動の重要性をしっかりと理解し、適切な方法で運動を始めるためのステップをお伝えできたらと思います。
一緒に、健康的な生活のための第一歩を踏み出しましょう!

私が毎日運動するようになったきっかけ

私は元々運動やアウトドアが好きで、登山やサーフィンやスキーなどをたまにしてはいたのですが、だんだんと仕事などで日々忙しくなり(という言い訳なのですが)、あまり運動のための時間を取ることができなくなっていきました。

そんなある日、本を読んでいて、運動が身体や精神、そして脳にも良い影響を及ぼすことを知りました。
それまで何となく運動は健康に良いんだろうなとは思っていましたが、こんなにもたくさんの良い効果をもたらすんだ!!と思い、これはやらなくてはもったいないと思い立ち、まずは平日も含めて運動をしてみることにしました。

毎日場所や時間を問わずできることといえばランニングだと思い、まずは15分程度で走れる距離からランニングを始めるようにしました。

不思議と運動を頻度高く行うと、仕事やプライベートでストレスは感じるのですが、そのストレスが長く続くようなことが減ったように思います。

また、仕事の集中力や生産性がグンと上がった感覚を得ました。
何よりも運動したあとは気持ちがいい!
それもその日1日この効果が続いている気がしました。

そうするとしめたもので、どんどんと運動をするようになり、今では毎日何かしらの運動をしないと気持ち悪くなってしまうようになりました。

運動だけが身体を動かすことではない

「運動」というと、多くの人がジョギングや筋トレ、水泳、ヨガなどの特定の活動を思い浮かべると思います。
これらは確かに健康や体力向上に役立つ運動ですが、私たちの日常生活の中にも、運動としての価値を持つ「生活活動」がたくさん存在しています。

例えば、家の中での掃除や片付けなどは、全身を使っての動きが求められ、筋肉を使うことで体力の維持や向上に役立ちます。
買い物から帰る際の重い荷物の持ち運びは、筋力トレーニングとしての効果もありますね。

階段の上り下りは、心肺機能を刺激し、通勤や通学での徒歩や自転車移動は、日常の中での有酸素運動としても考えられます。
これらの日常的な生活活動は、私たちが考える以上に健康への貢献が大きいものです。
運動とは、特定の場所や時間に縛られるものだけではなく、日常の中での様々な動きや活動でも大丈夫なんだと意識していきましょう。
わざわざ道具やお金をかけなくても運動はできるのです。

運動のたくさんのメリット

運動を始めるという決断は、心身の健康を追求する上で非常に意義深いものとなります。
では、わたしが運動を毎日するようになったきっかけでもある、運動の重要性やメリットをお伝えしたいと思います。

老化を遅らせる(死ぬリスクが減る)

運動は細胞を老化させる原因と考えられているテロメアに影響を与えることで、細胞の老化を遅らせる効果があると言われています。
定期的な運動は、体の基礎代謝を高め、筋肉の衰えを防ぐことで、全体的な若々しさを保つ手助けとなります。さらに、運動は認知症のリスクを低減することが研究で示されています。
老化の主な原因とされる体内の炎症の改善にもつながるとも言われています。運動を習慣化することで、これらのリスクを大幅に減少させることができ、健康寿命を延ばす可能性が高まります。

運動のしすぎは身体に良い?

さて、逆に運動のしすぎは体に良いのかという疑問が湧いてきます。
現時点では明確な結論は出ていないようですが、脳が恩恵を受ける運動量には限界があるのではという説もありますので、個人差もありますが、あまり追い込み過ぎにも注意が必要のようです。

脳機能の改善

運動は脳の情報処理能力が上がり、記憶力や学習能力の向上に役立つとも言われています。さらに、運動をすることで、創造性や集中力も高まることが研究でも示されています。これは、運動中に脳が放出する神経伝達物質やホルモンの影響によるもので、問題解決能力や判断力を高める効果もあると言われています。

疾患リスクの低減

運動は心臓病、糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクを大幅に減少させる効果もあります。
定期的な運動は、健康な体を維持するための重要な要素でもあり、特に有酸素運動は心臓の働きを強化し、血流を改善する効果もあり、様々な疾患リスクを下げてくれるのです。

ストレスの軽減

運動はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を調整します。
コルチゾールは、短期的なストレス反応には有効ですが、長期的に高いレベルで分泌され続けると、身体や心に悪影響を及ぼすことが知られています。運動をすることで、コルチゾールの分泌を適切なレベルに保ち、ストレスの軽減をサポートします。
さらに、運動はうつ症状の軽減やモチベーションの向上にも貢献すると言われており、運動による脳内の神経伝達物質の変化や、運動による自己達成感が関与していると考えられています。

睡眠の質の向上

運動は体内のリズムを整え、メラトニンの分泌を促進し、質の良い睡眠を導く助けとなってくれます。
よく身体を動かした後は深い眠りを経験した方も多いと思います。
しっかり日中に活動することが、夜での睡眠に役立つということです。

肌の健康

運動をすることで血行が促進されるのはよく知られています。
肌の水分やコラーゲン量がかなり向上するという研究もあり、血行の促進も含めて、肌に酸素や栄養を豊富に供給し、新陳代謝を活発にします。結果として、肌のハリや輝きが増加し、より健康的な肌を保つことができます。
また、運動による発汗は、毛穴の汚れを取り除き、肌のトラブルを予防する効果もあります。

さて、どうでしょうか。
こんなに運動のメリットってあるのと思うかもしれませんが、まだまだ運動のメリットはあります。
ここまで聞いたらやりたくなりませんか?笑

わたしは単純なので、これらのメリットを聞いてやってみようと思い、毎日運動を継続するようになって本当によかったと思っています。

ぜひ皆さんもハードルをあげずに最初の一歩はどんなに小さくても良いので始めてみることをおすすめします。

仕事が忙しいので運動の時間なんて取れないと思っているあなた!
逆に運動をすることで、集中力が上がり、仕事の生産性がアップするので、運動しても逆に時間のお釣りがくると考えたらいかがでしょうか?
それほど運動の効果は大きいと感じています。

では次回は「運動を日常的に取り入れる方法や生活活動の高め方」について話していきたいと思います。

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