大学生インターン生インタビュー 阿見美乃さん
こんにちは!JVCインターンの中村萌音です!
JVC東京事務所では、NGOの視点や問題意識を学びつつ、スタッフと共にJVCの日々の活動を支える、インターン制度を実施しています。
実際に活動しているインターン生たちは、どのようなきっかけでインターンを始め、どんな業務を担当しているのでしょうか?
今回は、2021年秋からインターンに参加している阿見美乃さんにお話を聞きました!
-ただいまインターン募集中!-
ーまず初めに自己紹介をお願いします!
こんにちは。2021年の秋(2年生)からインターンをやっている阿見美乃です!
大学4年生で情報系の学部で勉強しています。将来は企業の情報系部門に勤める予定です。
趣味はスポーツ観戦で、海外のサッカーを見るのが好きです!
最近は地元の湘南ベルマーレというチームがJ1残留争いに勝利したのでとても嬉しいです😀
ー将来は国際協力に関わりたい?
インターンでNGOの内面について知れたので、将来スキルをつけてNGOに戻ってきたいという気持ちがあります。
あとは社会人の財力を活かして、金銭面でもNGOをサポートする大人になりたいと思います!笑
ーJVCではどんな業務を担当している?
大学2年生の秋からインターンをやっていますが、最初はイベントの運営や動画編集を主に担当していました。
4年生からは勤務時間を少し減らしてもらって、今はSNS広報やwebサイトの更新を主にやっています。
2年続けていたら、いつの間にインターン生の中で最古参になっていて結構恥ずかしいです😂
ーなぜ2年生という早い時期からインターンをしている?
私たちの代は1年生の頃からコロナ禍で、社会と関わる機会が他の学年より少なかったので、自分で応募してその経験を積まなきゃいけないと思ったのがきっかけです。
後悔したくないという思いがあって応募してみました。
また元々ボランティアサークルに入っていて、国際協力に興味はあったのですが、ボランティアを実地でやっていても問題の根本の解決にはならないと感じていたこともあり、NGOという立場から社会問題を見てみたいと思うようになりました。
ボランティアでは子どもたちと里山で一緒に遊んで、子どもたちの文化的資本を育む活動をしていました。
ーJVCでこれからやりたい分野の仕事は?
インスタのリール動画でJVCの発信をしていきたいです。
リールって結構検索の画面でふと出てくることが多いので、JVCを知らない人からも、国際協力に興味を持ってもらえる入り口になりやすいのかなと思います。
ーJVCの仕事で大変だったことと楽しかったことは?
大変だったことは本当はあんまりないです笑。
強いて言えば、私は感想や考えを文字で起こすことが結構苦手なんだとわかりました😅
既存のものを編集したり、広報をしたりすることは割と得意ではあるのですが、0から1を作る方は難しいんだなと感じました。
苦手な分野がわかることもインターンの貴重な財産だと思います。
社会に出る前に知ることができてよかったです😂
結構レポートの仕事もあるので、インターンの同期の子が上手に書いているのを見ると尊敬します!
その一方で、学部の内容とインターンの業務がかぶると実務経験として楽しいです!
取っていた授業で、情報デザインというものがあり、広報でサムネイルやポスターを作る時に活かせています。
そのような経験からも国際関係にかかわらず色々な学部の方にインターンをやって欲しいなと思います。
一見関係なくても学んでいることは活かせると思います!
ーJVCにはどうやってリーチした?
NGOについてはすごく無知だったので、🔎「国際協力 インターン」で調べたらJVCが3個目くらいに出てきました😅
今はその選択は間違いではなかったなと思っています。
全く国際協力に関する経験がなくても学びがたくさんあるいい機会だと思います。
ーそもそもなぜ国際協力に興味があったのですか?
自分と全く関わったことがない人たちがいそうだなと思っていたのが大きいですね。
情報系の学部で勉強はしながら、留学や国際情勢にも興味あって、その学部に行かなかった代わりではないですが、今できるインターンをやってみようかなと。
あとはNGOドキュメンタリーや、NHKの国際情勢の現状みたいなものをテレビなどで見ていて、外で見てるだけではなく、中で解決に貢献できるようになりたいなと思ったのがきっかけでもあります。
学部でも周りのみんながレポートに追われている中、私だけJVCの長い履歴書を書いて緊張していたのを覚えてます笑。
ちなみに選考の面接はすごくラフなで、後ろでヤッホーって他の職員が入ってくるみたいな感じで、楽しそうだなと思いました🤣
ー実際に入ってみてどうですか?
入る前に私が予想していた通り、みなさん正義感が強くて、優しくて、こういう大人になりたいと思っています😀
インターン生にも分け隔てなく接してくださって、柔軟な大人の方たちが多いなと思います。本当に事業に対して誠実な方が多いなと感じます。
ー長くインターンをやっていて、どのような変化を感じますか?
自分が仕事をこなしていくうちに、社会人として働いたらこんな感じになりそうと学んだことが一番大きいです。
将来もリモートが多い部門に勤める予定なので、、タスクを自分で管理する力や、チャット上でのコミュニケーション力など大切なことを身につけられて良かったと思います。
テレワークだと最初は気を使って質問しにくかったのですが、今の私は多分インターンの中でもめっちゃ質問してるタイプだと思います😂
もちろん自分なりに考えた上ですが!😅
オンラインでもコミュニケーションの齟齬は無くそうと意識しています。
ーインターンを通じて学びましたか、これから学びたいですか?
一番はガザ地区の問題です。
今はかなり深刻で、やっとメディアのスポットライトが当たっていますが、今のようになってしまう以前から抱えていた問題もインターンをやる中で学んでいました。
パレスチナ問題について一般の人々との認識の差に違和感があったので、それを少しでも埋められるように広報として貢献したいと思っています。
最初は興味本位でNGO入った部分もありますが、今は問題意識を広めていけるように意識しています。
ーどういう違和感がありましたか?
そもそもガザの存在を知らない人が多かったと思います。
例えば最近のようなガザの状況になる前からも電気が1日の3分の1くらいしか通っていないことがガザの日常でした。日本からだと想像しにくいですよね。私もインターンになる前から知らなかったのでガザに対する世の中の無関心さに違和感を感じました。
ー将来の夢や目標はありますか?あー今の興味は何に向いてますか?
あらゆるスポーツを現地で見たいです。あとはたくさんの国の料理を制覇したいです!最近だとベルギー料理🇧🇪やオーストリア料理🇦🇹を食べに行きました。
ー最後にインターンを考えてくれているみなさんに一言!
インターン生同士やスタッフの方々とも、とても楽しい出会いがあったり、タスクも柔軟に対応してもらえるので、迷ったら応募してみるのはありだと思います!
私は2年間のインターンで様々な貴重な経験ができる機会をいただきありがたいなと本音で思っています!私のように学部が国際協力とは関係なくともおすすめしたいインターンです!
📍インタビューを受けたこのインターン生の書いた記事
⭐️ただいまインターン募集中!
JVC東京事務所では、JVCの活動にインターンとして参加し、共に活動を支えて下さるインターン生の募集をしています。
東京事務所の、WebやSNSの広報、イベント運営、物品支援、海外事業のサポートなど、様々な業務を通じて、NGOの実務を学んでみませんか?
半年以上(社会人経験者は3か月以上~応相談)から参加し、任意の期間で参加できるインターンです。
対面とオンラインを組み合わせての参加、完全リモートワークでの参加など、希望にあわせて勤務できるので、海外・地方からの参加もOKです。
募集説明会を開催します!
現役インターン生のリアルな声も聞ける少人数での説明会を開催します。
ぜひご参加いただいて、具体的な業務やJVCの雰囲気などについて聞いてみてください!
インターン経験者の声
【現在活動中のインターン生の紹介記事】
中村萌音さん「少しでも、社会が良くなることに貢献したい」
沓掛里美さん「またとない経験もたくさん積むことができる」
佐野萌香さん「学んだことは、全部!裏に込められた想いを考えるように」
アリシア・ターナーさん「現地の人の声を反映させた支援を行うことの大切さを学んだ」
【卒業したインターン生の紹介記事】
窪田葉那さん「『国際協力』は現場のみで行われていることじゃない」
池内梨紗さん「自分の頭で考えて、業務の優先順位を決めていく」
岸井薫奈子さん「新しいことにどんどんチャレンジしていきたい」
三田明絵さん「コミュニケーション方法や責任の持ち方を学べた」
竹林完太さん「多くの方々が連携して、ひとつの「国際協力」になっている」
神山愛梨さん「活動や現地の抱える課題に関心がない方々にも届くような広報を考えることは難しくもあり、楽しい」
山崎栞理さん「たくさんの人の支えの基に成り立っているのだということを学んだ」
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも国際協力・支援に興味を持っていただければ幸いです。 サポートだけでなく、スキ・フォロー・シェアなども国際協力の輪は広がる糧になります。ぜひよろしくお願いします。