失恋から回復する方法(シャットアウト/フィルターを外す/別人だと思い込む/強がる/穴埋め/けじめ/前向きに)
前回の内容はこちら▼
失恋から回復するために
「失恋」から回復するための方法。
「失恋」から早く回復するためにはどうすれば良いのか、色々と模索しながら、なんとか自分のメンタルを保っていく。
相手に関する情報を一切断つようにしたり、自分で自分に対して暗示したり、無理矢理にでも前向きに考えたり。
そんな「失恋から回復するため」に自分が行ってきた方法について、紹介をしていきたい。
①シャットアウトする
失恋から回復するために、自分にとって害となる情報は「シャットアウト」する。
好きな人のことを「諦めよう」と決意してからは、その人に関する情報は、自分にとってものすごく邪魔になってしまう。
なんとかその人のことを忘れ始めていても、その人に関する情報が入ってきてしまうだけで、また振り出しというか逆戻りというか、結局は辛くなってしまう。
情報が目に入るたびに、耳に入るたびに、心を抉ってくる。
何度も何度も、メンタルをボロボロにされてしまう。
そんな、「好きな人に関する情報」をシャットアウトするために、SNS を消したり、共通の知り合いに口止めをしたり、そんなことをするようになる。
もちろん、好きな人に関する情報はどんなものであっても手に入れたい、ということに変わりはないので「情報が手に入らなくなるなんてもったいない」と思ってしまうこともあるが、そんな誘惑に負けてはいけない。
ちゃんと気持ちに整理つける、諦める、忘れる、と決めたのなら「シャットアウト」する以外に方法はない。
嫌なものは見ない、聞かないのが一番に決まっている。
そうやって、賢く生きていくしかない。
これが私にできる、最大の自己防衛でもある。
自分の身は自分で守らないと、誰も助けてはくれない。
②フィルターを外す
失恋から回復するために、好きな人に対して、「好き」フィルターを外せるように努力するようになる。
好きな人に対しては、基本的に「好き」フィルターをかけてしまう。
何をしていても可愛い、どんな面を見ても愛おしい、この人のことは、大切に大切に扱わないといけない。
「この人のことはもう諦めよう」と決意してからはそんな、「好き」フィルターをかけて見るのはやめようと努力するようになる。
他の人と同じような目で見て、他の人と同じような存在として接していかなければいけない。
感情より先に、「行動」から変えていかないといけない。
「なんであんな人のこと好きだったんだろう」と無理やり思おうとしてみたり。
馬鹿にしたような、見下すような目で見ようと無理矢理頑張ってみたり。
そうやって、行動を変えていくことで「もうこの人のことは特別扱いをしていない」と、自分の脳に暗示して、錯覚させていくしかないのだと思う。
③別人だと思い込む
失恋から回復するために、「好きな人」を、何人かに分けて考えてみることがある。
自分が好きだったあの人は、
「過去に好きだったもう会えない人」、綺麗な思い出 ということにして
写真フォルダの中のあの人は、
芸能人くらい手の届かない存在で、「ファンだけれど会えない人」 ということにして
今後も会えるその人は、
「普通に人として好きで仲良くしたいというだけの他人」 ということにして
同じ「好きな人」という対象を、3つくらいの存在に分けるように自己暗示してみると、本当にそうなのではないか、と思えるようになってくる。
これが成功すると、「自分が好きだった人」と「今後も会える人」は同一人物ではないので、会ったときにまた辛くなる、ということもなくなるし
「自分が好きだった人」と「写真フォルダの中の人」は同一人物ではないので、写真を見返した時に辛くなる、ということもなくなる。
ような気がする。
④強がる
失恋後も好きな人と円滑な関係性を続けるために、「なんとも思っていない風」を装うようになる。
好きな人に対して、「もう好きではないフリ」とかをわざとらしく演じたりはしないけれど
「なんとも思ってない風」を装っていれば、お互い変に気を遣ったりせずに、普通の関係性を続けていける。
途中で少し辛いことも出てくるかもしれないが、そんなことで挫けていては、こんなに大好きで、こんなに大切に思っている人との関係性が一瞬で終わってしまう。
どんなに辛い時でも、明るく振る舞わなくてはいけない。
誰がなんと言おうと、結局は楽しく、楽しそうに生きている人間の勝ちなのだと思う。
「こうやって努力できる自分はえらい!」と、定期的に自分で自分を褒めてあげながら、なんとか頑張っていくしかない。
⑤自分なりのけじめ
失恋後に、「好きな人と連絡を取りたい」「好きな人と会いたい」という願望が湧いてきてしまった時は、もうその人のことを完全に「恋愛的に好きではない」と言えるようになってから、行動を起こすようにする。
これは、「自分なりのけじめ」である。
もしも、まだ少しでも「恋愛感情」が残ってしまっている状態でその人に対して自分から行動を起こしてしまうと、相手に対しても不誠実だし
失恋した分際で、まだ「好きな人と一緒にいる幸せ」を味わおうとしている時点で卑怯なことをしているとも思うし
自分にとっても、せっかくその人に対する感情が薄れ始めていたのに、また「好き」に舞い戻ってしまって、収集がつかなくなってしまう。
好きではなくなるまで自分からは連絡をしない、というのは、それらを避けるために必須であり、「自分なりのけじめ」だと思う。
⑥穴埋めをする
失恋から回復するために、「他のこと」で穴埋めしようとする。
とにかく他のことをして、気を紛らわせてみたり
友達と、それまで以上に沢山会うようにしてみたり
新しい出会いや人脈を求め、色々な場所へ出かけたり
好きな人で空いた穴を埋める方法だけを、必死に探している。
好きな人のことを忘れるためだけに、失った穴を埋めるためだけに、こんなに色々なことをしているのは
冷静に考えたら馬鹿みたいで、笑えてきてしまう。
新しいことに挑戦してみたところで、それを認めてもらいたいのは「好きな人」ただ一人だし
誰といくら仲良くなったところで、結局頭の片隅にいるのは「好きな人」だけでしかないし。
それでも、なんとか気を紛らわせながら、生きていくしかない。
⑦前向きに考える
失恋から回復するために、色々な物事を前向きに考える。
好きな人と、失恋後も全く気まずさもなく話せた、ただそれだけでものすごく幸せなことなのだと思う。
少なくとも嫌われてはいない、というだけで満たされる、安心感。
もう充分幸せを味わわせてもらったし、充分青春もさせてもらった。
高望みせずに、「今ある幸せ」を噛み締めることが大切なのだと思う。
好きな人に対する恋愛感情が完全になくなったわけではなくても、他の人に対する嫉妬などの感情はまだ消えなくても、もうそれも受け入れるしかないなという、諦めに近い受け入れというか
とにかく好きな人が幸せでいてくれるならなんでもいいや、私は私で生きよう、そう思えるようになってくる。
好きな人と会えなくても、夜は眠れるし、ご飯は美味しいし、友達はいるし、人生は楽しいし、全然生きていける。
生きる理由、頑張る理由は、好きな人以外にも見つけられる。
その人がいなかったとしても私は生きていけるし、絶対に幸せになれるのだと思う。
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