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「魅せかたをデザインする」という愛について。

🐑 はじめに 🐑

このコラムは、「優しい人が優しいままで、経済的にも恵まれるには」というテーマでお送りしています。


「自分の作品や世界観を見てもらいたいけど、人の心に踏み込むような営業活動には苦手意識がある。数字を追うのが得意じゃない」

「あたたかいご縁のなかで、心をすり減らさずに精神面・物質面ともに豊かになっていきたい」

「夢を叶えるために、現実的な一歩を踏み出したい(でも心身ともに疲弊するのはいや)」


そして何より思うのは、

「一番弱いときのわたしで、幸せになりたい(´;ω;`)」



そんな私の(切実な)願いと葛藤から生まれたコラム集です。

読んでくださるかたのコンテンツが『優しいご利益の降り注ぐ縁結び神社』のような存在となっていかれますよう心を込めて書いて参ります。

初月無料、2ヶ月以降は月額200円でお読みいただけます。(もちろん気になるタイトルのものだけ単体でお読みいただくこともできます)

どうぞお気軽にご参加ください🌸🌸



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前回に引き続き、本日も心理テクニック的なお話のシェアになります。

こういった知識はもしかしたら ご自身の活動に真摯に向き合われているかたには特にちょっと受け入れがたいものかもしれませんが

前回同様、心の片隅にストックしておいていただき適宜取り出しスパイス的に活用していただければと思います。


それでは参ります。

本日は『錯覚資産』について書いて参ります。

錯覚資産… 聞いたことありますかね。

錯覚資産とは、2018年に発売された『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』という書籍の中で著者のふろむだ氏により提唱された概念です。


私が解説するまでもなく、よくまとまったサイトや動画がたくさんありますのでよければ見てみてください。



この世の中は実力主義ではない。「実力がある」と周囲に錯覚させることのできる人が良いポジションを得ていくのだ。

というこの思想を聞いたときに、正直なんかいやだなって思うかたもいらっしゃるかと思います。

結局要領よくやったもん勝ちなのか…って。


私自身まるで要領のよくないクソ真面目で不器用なタイプの人類なので、愚直に実力を磨くだけでは上手くいかないというこの世の不条理を正直嘆いていました。(今思うと嘆くほどの実力も特になかったわけなのですが)

こちらの記事にも書きましたが(↓)、器用に錯覚資産を築いている人々にたいしてルサンチマンでぐるぐるになってしまっていたのです。


でも、こういった角度からの視点が手に入ったことで「真面目に実力を磨く」以外の方向に頑張ることを「ズルい」とか「せこい」と思うことがなくなりました。

また、錯覚資産を上手に築いている人にたいして嫉妬したり変な気持ちになったりすることもなくなり(むしろ素直にすごいなと思うようになった)、性格が少しよくなった気がします。


これはもう開き直るしかないのですが、やっぱり「見られかた(魅せかた)」というものを自分でちゃんとデザインしていくことも、自分の活動を続けていく上で大切なことなんですよね。

「外から見たときに魅力的に映るように努力をしてあげる」ということも自分への愛、ということなのです。


また、誤解してはいけないのは、錯覚資産というのは 嘘やはったりで自分を大きく見せるということではなく、純粋に事実を提示した結果として「この人すごそう」と認識されること。

そのために実績や人脈をアピールする人もいれば、自分に何かしらの肩書きを付ける人もいる。数字を使うのも有効です。


でも。

でもですよ。

自分のライフワークに真面目に地道に愚直に取り組んでいる、ある意味職人気質なかたほど、こういった部分(他者へのアピール力を持つこと)に精神的なブロックが生まれやすいのかなと思います。

ですので、ここからは がつがつと要領よく他者にアピールできない(そして疲れてしまいやすい)私たちが自然な形で錯覚資産を築いていくにはどうしたらいいのか、

また「そんな人に誇れる実績や経歴や肩書きなんてないよ…」という場合には、どのような方向からアプローチしていけば錯覚資産を積み上げることができるのかというところについて掘り下げていこうと思います。


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