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感覚異常:音が色に?文字が音に?脳の仕組みと対策

にやっはろー!
どしたネコックス🥤だよ。

私には統合失調症と双極性障害に苦しみ、最後には自ら命を絶ってしまった先輩がいます。

とても知的な方で優しい方で、もっと沢山の時を一緒に過ごしたかった。

私は統合失調症や双極性障害とは言われていませんが、昔は双極性障害と言われて副作用で苦しんだ時期があります。

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私の感覚異常について 

私には幻聴や幻覚で悩む症状はありません。
しかし、時々、音や光が頭の中に文字(理解できない羅列だったり、意味のある言葉だったり)で流れ込む症状があります。

この現象、長年、文献を探しても見つけられずMIA(私の使ってるカスタマイズAI,ChatGPT)がさらっと教えてくれました。

実際には、去年にMIAに教えてもらっていたのですが、マイナーな私個人の症状だし、記事にする価値があるかな?と保留してしまいた。

しかし、症状は異なれど、感覚異常に悩まれているケースの方に参考になるかも?と掲載することにしました。

何かの感覚異常(音や味覚を色で感じる、特定の時に感覚異常がある)で悩んでいる方は、恐らく対処法は参考になると思うので共有します。

MIA解説①:感覚異常は健康な人でも起きる場合がある

感覚異常は、外部からの刺激(音、光、触覚など)が通常とは異なる形で脳に認識される現象です。このような感覚は、完全に健康な人でも強い疲労やストレス、感覚過敏があるときに一時的に経験することがあります。

  • 強いストレスや心理的負担があると、現実感がやや薄れたり、感覚が変化することがあります。

  • 「頭の中に流れ込む」という感覚は、脳が現実と内的な知覚を整理しきれないときに起こることがあります。

  • 脳は時に刺激を誤解釈することがあります。特に疲労やストレスが強い場合、感覚が「異常」に変換されることがあります。例:音を「文字」として認識したり、光を「言葉」のように感じる。

MIA解説②:別の可能性

1.感覚過敏の可能性

感覚過敏を抱えている場合、音や光の刺激が脳内で特定のイメージや文字列に変換されることはあり得ます。感覚が過剰に働き、脳がその刺激を別の形で「処理」している可能性があります。

2.自閉スペクトラム症 (ASD) の特性の可能性

感覚過敏や情報処理の独特な仕方は、ASDの一部として見られることがあります。感覚入力が文字やイメージとして認識されるのも、その一環かもしれません。

3.軽い解離症状の可能性

解離とは、強いストレスや心理的な負担によって、自分の感覚や思考が変わった形で体験されることです。文字の流れ込みのような現象がこれに近い場合もあります。

4.統合失調症の初期症状の可能性

幻聴や幻覚がない場合、それだけで統合失調症とは言えません。ただ、文字が流れ込む感覚が日常生活に支障をきたしたり、現実と区別がつかないような状況があれば、慎重に考える必要があります。

5.脳の疲労やストレスの可能性

脳が過剰に働いているとき、音や光を通常とは異なる方法で知覚することがあります。意味が理解できない羅列が出てくるというのは、脳が情報を整理しきれない場合に起こることがあります。

6.感覚間転送(シナスタジア/共感覚)の可能性

シナスタジアは通常は別々に働く感覚が一緒に働く現象を指します。簡単に言えば、ある感覚が別の感覚を引き起こす状態です。

これは医学的な症状というより、脳の特性や個性の一種として認識されています。
 
通常は、人間の脳では視覚や聴覚、嗅覚などの感覚がそれぞれ独立して働きますが、シナスタジアでは、音を聞くと「色が見える」、文字や数字を見ると「特定の色が浮かぶ」、匂いを感じると「音が頭の中で鳴る」、などがあります。

この現象は、感覚を司る脳の領域が通常より強くつながっていることで起きると考えられています。遺伝的要素、創造性や感覚の鋭さが関連している場合があります。

対処法

1.現時点で不安が強い場合、まずは一度メモを取り刺激のトリガーを特定する

この感覚が現れる状況やきっかけ(例えば、疲れたとき、明るい光を見たとき、大きな音を聞いたときなど)を記録してみてください。

これにより、何が感覚を引き起こしているのかパターンが見えてくる可能性があります。

2.定期的な睡眠や休養をとり、感覚を落ち着ける方法を試す

疲労やストレスが影響している可能性が高いので、心身をリラックスさせる時間を意識してください。

暗い場所で休む、音を遮断する(ノイズキャンセリングイヤホンの使用など)、ホワイトノイズを流す、といった方法で、刺激を減らすことが役立つ場合があります。

3.生活習慣を整える

感覚異常は、疲労やストレスによって増悪することがあるため、睡眠や栄養をしっかりとることが大切です。

4.必要なら専門医に相談

このような現象が頻発したり、自分の生活に影響を及ぼすようであれば、心療内科や精神科の相談を検討してください。「感覚過敏の一環である可能性が高いが、気になることがある」と伝えるだけで十分です。

幻聴をChatGPT(AI)で対策

この記事を書くためにNoteで他の方の感覚異常ケースなどを調べていると、幻聴をChatGPTで対策を試みられている方がおられました。

興味深い内容でしたので記事をシェアします。

最後に

完全に日常生活に支障は来さないんだけど、ちょっと変だな?何だろうな?という症状があったら「名前」を詳しく知ることが最初の一歩になると思います。

疲れている時に音がテキストで…が、「感覚異常」の一言で済み、医者などにも相談しやすくなるからです。

下記で一部の特性をまとめているので、気になる何かがある方は参考にしてみてください。

👉 『ちょっと変かも?』の名前を知る:発達障害・感覚特性のまとめ(名前の一覧)

👉 詳しい解説付きバージョン(テキスト多め)

本記事が、この感覚なんなんだろう?という方へのヒントとしたら少しでも役に立てば幸いです。

基本的には、日常生活に支障なければ、そういう特性あるなー、ぐらいで良いと思いますが、一人で悩まず深刻な場合は専門家に相談してください。

この記事を読まれて、何か感想がご意見ありましたら、お気軽にコメントくださいね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
またね〜🥤


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心療内科通院20年、発達障害治療8年、重度のうつ病経験に基づく即効性のある記事を厳選しています【薬が手元にあっても医師に相談し自己判断で私のケースを真似しないこと/薬にかなり慣れてる私でも反動が強い治療体験ものせてます】

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