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「シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日」まとめ

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テーマ「シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日」で、書いてくださった小説をまとめます。
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2020年8月の記事一覧

星系シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日 #同じテーマで小説を書こ…

 星系シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムは楽園として全宇宙に有名であった。  …

ナタ
4年前
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相席 #同じテーマで小説を書こう

シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタム。 婦人向け雑誌に載っていたこの不思議な名前…

四葉
4年前
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文章を作る

先日友人となにかひとつテーマを決めてそれに沿った文章を書いてきて待ちよるという遊びをした…

SANADA
4年前
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【短編小説】 シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタム #同じテーマで小説を…

「はぁ。やっと終わった」  荷解きと掃除を済ませた僕は新居でひとりごちる。 「結局来ない…

愛沢由乃
4年前
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す、すぴなーつ...あっ、らぁと? #同じテーマで小説を書こう

土曜日の朝食に、なんだか私の舌を惹きつける、一風変わった一皿が出た。日曜日の夜食にも出て…

100
のえる
4年前
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魔王シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日 #同じテーマで小説を書こ…

『絶命氷域』シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムは魔王である。魔王だが、今日は休…

シュピナートヌィサラートスヨーグルタムの休日#同じテーマで小説を書こう

noteを始めて2日目、たまたま見つけたこの企画で書きたいと思い参加しました。全く知らないものを調べないまま書くというのは、とても面白いテーマだと思いました。ありがとうございます。 今朝起きてみると妻が、小ぶりだけれど横に広めの白い肌をゆらしてパンを焼いているのが見えた。気づくと隠れてしまうので寝たふりをしながら。 すると珍しく、こちらに気付いた。さらに珍しいことに、隠しも隠れもしなかった。 最近このあたりにできたパンやさんなんだけど、このサラートがすごくおいしくてね。

シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの夏 #同じテーマで小説を書こう

 シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムは夏を知らなかった。  彼女は数多ある料理…

ryutakun
4年前
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シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日#同じテーマで小説を書こう

 僕はいつも、同じ窓から同じ風景を眺めている。それは額に入った絵画のように毎日変わらない…

うまっち
4年前
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母とシュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルトタム〈#同じテーマで小説を書こう〉

夫の家族は品がある。それも人に見せつけるような気取ったものではなく、地に足のついた整然と…

【小説(3)】 『シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムの休日』 #同じテ…

「シュピナートヌィ・サラート・ス・ヨーグルタムってどう?」 アジトはメニューを閉じ、おし…

夏休み #同じテーマで小説を書こう

 炎天下での外回りの最中に軽い熱中症に見舞われた僕は、貯めこんでいた有給休暇を吐き出しな…

小寺航也
4年前
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#同じテーマで小説を書こう 悪夢の休日

「くそ、、、、酷い頭痛だな。」 酷い二日酔いだった。 男は重い身体を引きずるようにベッド…

ある
4年前
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ある男の休日 #同じテーマで小説を書こう

 真っ白な紙が机の上に横たわっている。窓から差し込む光を照り返すそれは、どこか空に浮かぶ入道雲に似ていた。俺は握りしめた万年筆の先を紙の上にそうっと乗せる。じわり、と碧が白を侵食していく。蜘蛛が地を這うように四方八方へと散らばるそれらを、俺はただぼーっと眺めていた。  この光景も、何度目だろうか。  腕が動かない。書けない。進まない。どうしても白が碧に染まらない。書こうとすればするほど手は止まり、意味の持たない記号だけが白の上に流れていく。  俺はおもむろに握っていた万年筆を