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[人生手帳]#6 コミュニケーションはキャッチボールだという話

皆さん、こんにちは
幸せノートのネコせんせいです。

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良いコミュニケーションをするためには、キャッチボールのように、互いによく投げ、よく受け取れる基本的なスキルの習得が必要である

コミュニケーションを良くするために、日頃から気をつけていることについて、話をしてみたい。

息子が小学生の頃は、よくキャッチボールをした。(ずいぶん昔の話)
息子は基本技がないので、最初はあさっての方向に投げたり、よくボールを落としたりと、スムーズにキャッチボールができなかった。

僕がこう投げたらいいよ、と基本的な投げ方を教えてあげると、少しずつ上手になっていった。

「お父さん、上手だね。」
「野球やったことがあるの?」

と息子が聞くので、父さんは高校のときに野球部だったんだと話すと、信じられないような目で見ていた。(当時はずいぶん太っていた)

キャッチボールは簡単なようにみえるが、互いの距離が長くなるにつれ、難しくなる。そのため、最初はキャッチボールの基本から教える。

毎日の練習もキャッチボールにはじまり、キャッチボールに終わる。
それだけ、野球においてキャッチボールは基本中の基本だ。

コミュニケーションはキャッチボールと同じ
常々思うことだが、コミュニケーションはキャッチボールととても似ている。

キャッチボールは「相手の胸をめがけ投げ、胸のあたりで受け取る」のが基本である。胸をめがけて投げるのは、相手が受け取りやすくするためである。
胸のあたりで受け取るのは、すぐに投げられるようにするためだ。

こういうキャッチボールの練習をしていないと、実際の試合で円滑なプレイができないのだ。

コミュニケーションも、キャッチボールと同じく、基本形がある。
これは30年以上のビジネス前線で、実際に体験し、駆使してみて気がついたことでもある。

良いコミュニケーションをするためには
良いコミュニケーションをするためには、キャッチボールと同じように互いに良く投げ、良く受け取れるよう、基本練習が必要だ。しかし、会社でコミュニケーションの仕方を教えるところは多くないだろう。

ほとんどの人はビジネストークだけ覚え、コミュニケーションを練習する時間も無く、実践で失敗を繰り返しながらコミュニケーションを学んでいく。

難しい話はさておき、

キャッチボールの胸にあたるところは、コミュニケーションでは相手が関心のあるテーマである。そのテーマに関して、受け取りやすいボール(肯定的な言葉)を投げかける。

相手は関心事なので話しやすくなり、自然と笑顔になり、その場の雰囲気もよくなり、会話が続きやすくなる。

相手が何を言いたいのかしっかりと両手をそえる気持ちで受け取ることもたいせつだ。

最初は慣れないので難しいかもしれない。
しかし、キャッチボールと同じように、日頃の練習が重要だ。
慣れてくれば、スムーズにできるようになる。

おわりに
ちょっと工夫するだけで、よりコミュニケーションが楽になることがわかった。

もし、あなたが会話やコミュニケーションが苦手で困っているなら、まず相手の関心事をさぐり、受け取りやすい肯定的な言葉で話をしてみてください。

努力すればするほど、会話が深まり、相手との仲もよくなるはずだ。

「よかった」
「うれしい」
という思いが自然と出てくるだろう。

それでは良い一日を。

#習慣にしていること

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