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眩しい気持ち
娘がヘアドネーションをしました。
昨日の記事で、娘が「髪を切る」って書いたんですが、ヘアドネーションのことです。
ヘアドネーションとは、小児がん、先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子供のため、市民から寄付された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動。
親戚のお姉ちゃんがヘアドネーションをして、娘も真似して伸ばしていました。
小学4年生から伸ばし続けて3年間、長かったです…根気です、根気。
数あるヘアドネーションをされている会社から、ジャーダックさんを選びました。
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しかし、「ヘアドネーション」について深堀りすると、知らなかったことがありました。
美談として、出来上がってしまっているけど、「髪の毛があった方がいいでしょ」と、押し付けになっているという面もあるということ。
無意識に「ウィッグをかぶった方がいいよ」
「髪の毛ないのかわいそう」と思って、それが差別になっているという意見もありました。
でも、私はファッションでウィッグを必要としている方もいるので、全部が全部、「迷惑」「意味ない」「マウント」ってわけじゃないと思います。(個人の意見です)
世の中って知らないことだらけなので、「知る」ことが大事だと思いました。
必ずしもウィッグを必要としない社会へ
私たちは子どもたちの可能性を閉ざさない、髪がないことも個性として受け入れられる多様性が認め合える社会を目指しています。
結局、娘にこのことを知らせてどうするか、たずねました。すると、
「かわいそうとは思ってない」
「興味があったから」
「髪の毛いらないって人もいるの?」
「必要な人に届けばいいと思った」
と、淡々と答えてくれました。
ヤベえ…ヘアドネーションのこと書いたらアンチがくるかも…とびくびくしていた私の方が小者でした😭
「答えのないこと」なので、やっぱり、
「自分がどうしたいか」だと思います。
娘は「髪の毛を送る」と言ってくれたので、準備しました。
【送付の流れ】
・髪の毛をのばす
↓
・髪の毛を切る✂️
寄付できる髪の毛の条件は、31cm以上の長さがあることだけです。
↓
・ヘアドネーション団体へ送付
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*
ヘアカットした娘は、とても晴れやかな笑顔でした。
「軽い〜」と、頭も気持ちもスッキリしたようで、踊りだしそうなくらい、とにかくごきげん。
久しぶりに短い髪の娘を見ました。
アイラインのいらないくっきりした目の彼女は、鬼滅の刃の「おやかたさま」みたい。(言ったら怒られたけど)
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いろんな考えがありますが、娘も私もヘアドネーションしてよかったと思いました。
お読みいただき、ありがとうございました。