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クズ男ってどうしてこんなに居心地がいいんだろう。 手っ取り早く甘やかしてくれて、程々に私に興味が無い。でも辛い時にはちゃーんとそばに居てくれる。ズルいよな。 私の好みのクズ男に出会う時、大概初対面で脳内に警報音が鳴り響く。 近づくな。 しんどくなるよ。 ちなみに、横顔Eラインが綺麗で 黒縁オーバルかスクエアのメガネが似合って 前髪重めで 目標もって仕事してる 何かしらお洋服にこだわりがあって 知的好奇心旺盛でおしゃべり好きな ちょっと女慣れした 1
―――にゃこちゃんの「好き」は軽い。 好意の安売りは良くない。 と、いままでに幾人もの友人に言われた。 確かに私は比較的「好き」のワードを多用する方だとは思う。 良くないことかもしれない。 でも、少しだけ、聞いてほしい。 ◇ 私の長所は他人の尊敬点を本当にたくさん見つけられること。 これだけは大昔からずっと胸を張って言える。 どんなに苦手なところがあっても、その5倍10倍と素敵なところを知っている。 ここまではいいのだけれど、、、 私はどうしてもその人がまとう輝きの
エイヤフィヤトラヨークトル島 ウムナック島ニオルスキー アンティポティーズ諸島 これは私が今の沼と会ったときの旅の目的地でお気に入りの場所たち。 ふらーっと選んだ先はいつも素敵な地層や植生や、目を見張るような景色が広がっている。 私の大好きな沼はクズ男。私は愛人扱いなので当たり前だけれどもお外でデートなんてできる訳もなく。会う時は屋内。2人で夜にお酒を飲んでいつも遊ぶのはGoogleEarth。 お酒入ってるとはいえ、GoogleEarthで飽きもせず毎週2時間、3時間
――にゃこちゃんは人が大好きだけど とてもドライだよね。 人生で幾度となく受け止めてきた言葉。良いのか悪いのかさっぱりだけれども、とにかく忘れたころに降ってくる。そしてとても的確な指摘だと思う。 ◇ 私は、他人に大事にされることが怖い。 友人に心配されるようなことがあると、「お願いだからそんな感情のリソースを私に割かないで!!もっと素敵なことに使ってよ!!」って叫びたくなる。 恋人関係になった相手が私のために時間を尽くしてくれても、「そんなに私の存在の優先順位を上げな
なんか真っ青なプリキュアでも登場しそうなタイトルなんですけれども。 私が狂おしいほどに沼ってる人には婚約者がいます。クズ野郎です。私も同じ穴の狢でしょう。でも何もかも含めて大好きです。 この人と出会って倫理観はかなぐり捨ててしまったので、私が安心してこの人の不倫相手でいられるように民法709条は無くなればいいとさえ願います。 真面目で純粋一筋な数年前の私が今を見たらひっくり返るでしょうね。でも狂わせるだけの相手なの。 そんな私を狂わせた奴が言ってきました。 マリッジ
職場にね、推しがいるの。 半年くらい前、モヤモヤした関係になっていた彼氏とお別れして空いた心の隙間に怒濤の勢いで流れ込んできたのが推しでした。 受験期に恋愛絡みで頭抱えてしまいたくなかったから、自分の気持ちに蓋をして、あくまで自分を構ってくれる親戚のお兄さんみたいな感じだからねって言い聞かせてたけれど、気付いたらもうガチ恋まっしぐら。 いわゆる陽キャど真ん中みたいなキラキラさん。最初の会話が向こうからの「付き合ってる人いるの?」だったからね。 こういうこと嫌味なく初手
今でこそ、ちょっと変で、人が持ってなさそうなかわいいものを全力で集めるような私ですが 昔は「好きな色はなぁに?」「好きな遊びは?」なんてことを聞かれると泣き出してしまう子どもでした。 というのも、自分の考えていることがかなり長い間自分でわからなかったから。きっと何か意思はあったのだろうけれど、自分でそれを見つけられなくて。 「自由に」とか「好きな」とかいうワードが出てくるのが本当に怖くて。 周りがすんなりやりたいことを見つけているのが不思議で仕方がありませんでした。
ーーいつもにこにこしていて楽しそうーー 他人にそう評されることがたくさんあります。 特に周りの大人たち。 保育園の連絡帳の先生通信欄は週に一度は「にこにこ」の文字。 小学校6年間の通知表の三行程度の通信欄も、いつだって「いつもにこにこ」。目立たない児童だったから、それくらいしか書くことなかったのかもしれないけれど。 中高は、大好きな先生たちがくれるメッセージにも大体「にこにこしてて~」みたいなことが。 そうして今はバイト先で、出勤すれば必ず今日もにこにこしてる!なんて言
6月も最終日。今月じめじめした梅雨の時期も峠を越えただろうか。 私の心もそんな天気に呼応するかのように湿っぽい1ヶ月だった気がする。そんな、私の心の低気圧の中心にいるのは彼氏さんですとも。いや、もう元カレになるんですかね。 一週間ほど前、悶々と悩みつづけた彼氏との関係に決着をつけたくて、noteに思いの丈をそのまま勢いに任せて吐き出した。 このノートを書いた翌日、胃痛にさいなまれながら日中のバイトをこなし、約束の時間に震える手で電話をかけた。 。。。 結果はご覧の通
ー最近あなたから来るLINEの文章の雰囲気が変わった気がする。 なんてことを友達に言われた昨日。 言われて自分の送った文章を見て、納得。 そして思う。この雰囲気誰かに似てる。 少し逡巡してたどりつく、あ、バイト先の上司。 絵文字は使わずに、語尾が伸びる。読点も必ずつける。比較的短文で送るから通知が増える。なんて。 絵文字多用の長文魔のいつもの私とはえらく違う。そりゃ友達も引っかかるだろう。 思い当たったその人は、気を緩めて歩を進めると道を踏み外して恋に落ちてしまいそ
6月末。大雨と猛暑を繰り返して心身共にひどく疲れてしまう季節。 私といえば、ひと月ほど前に二十歳になったばかり。成人したといえど特段変わりのない生活。お酒も飲まない。浪人生だからお酒に逃げる癖がついたら怖くって。 そんな映えない生活だけれど、刺激が少ないせいで自分の気持ちに向き合う時間が増えました。そうしてようやく、大好きで大好きで仕方なかった人とお別れすることに心を固めました。 今度こそ本当に。 ▽ 初めてその人を認識したのは5年前の春。 当時は学生だったから、クラ
共通テストまであと一ヶ月ほど。 勉強してもしても降り注ぐ不安。もうゲリラ豪雨。まぁでもこの時期の受験生なんてきっと皆そんなもん。なんて思い込んでやり過ごしています。 せっかくだからあと残り少ない浪人生活を初心に戻って走りきるために、私が浪人を決めたときのことを書き起こしてみようかな。なんて。 ちょうど去年の12月頃。センターの点数が不安定で目標には間に合わないかなとうっすら感じていた時期でした。しかし私の心は志望校以外向いてなかったので、「センター何%でも出してやろう」