たのしい さみしい 【置きポエム】
お家は
たのしい たのしい
あれれ お父さん
そんなところで 寝ないでよ
風邪をひくったらありゃしない
知らないよ 知らないよ
お父さん
あなたが伸ばした手の先に
お母さんの足があったなら
どうしてあなたはいつだって
足くび片方
つかむのでしょう
お母さん
あなたは足くび片方
とらえられているというのに
どうしてあなたはいつだって
気にせず知らんぷりが
できるのでしょう
そして
どうしてわたしはいつだって
その姿が恋しくなるのでしょう
仲がいいのは
たのしい たのしい
やっぱりお家は
たのしい たのしい
だから
お家に帰れないのは
さみしい
さみしい
***
今回「おはようよねちゃんさん」のこちらの企画に参加しています。
よろしくお願い致します!
【解説】
ここに出てくる「お家」とは、実家のことです。
この状況下のため、未だ実家に帰省することができていません。
もう二年になります。
祖母は100歳近いですし、両親も高齢ですので
自分が帰省したことで「もしも…」と思うと
まだ安心して帰ることができません。
よく連絡はとっているのですが、正直にいえば
すぐにでも顔を見に帰りたい。会いたい。
けれどあともう少しだけ我慢しようと思っています。
実家に帰りたい気持ちと
よく見ていた仲の良い両親の姿を思い出しながら
今回書いてみました。
なぜか父はごろんと横になっているとき
目の前に母が来ると、母の足首を片方だけ掴みます。
恐らく甘えているのでしょうね。
忙しい時は母も嫌がりますが、笑
のんびりしている時は何も言わずそのままにしています。
そしてその姿を見るとなぜかこちらもホッとします。
改めて考えると、とても可愛いコミュニケーションだなと思いました。
***
今回この「置きポエム」のこと教えてくださった
仲良しnoterさんの「こよみさん」
本当にありがとうございました!
こよみさんの置きポエムはこちら⇩
最後までお読みいただきありがとうございました🐨
ではまた。