最近よく考えることがある。
それは
「教室に必要な設備は何か」
ということである。
教室にあるものと言えば
黒板/ホワイトボード
チョーク/マーカー
黒板消し
教卓
机
イス
これらが思い浮かぶ。
これらは本当に
教室に必要な設備なのだろうか。
そこで仮説を立ててみる。
例えば「机」と「イス」だ。
机とイスは必要な設備なのか?
私は必要であるとは思わない。
生徒によっては
木製のイスの座面が固いことに
違和感を感じるかもしれない。
あるいは健康上の理由から
長時間の座位を避けるべき子供も
いるだろう。
または
誰かが使ったイス・机に
抵抗感を覚える人もいるかもしれない。
実際に
この教室の「イス・机」に関しては
様々な実験が行われている。
例えば
2006年のミネソタ州・ロチェスターでは
以下のような実験が行われている。
また
2017年のインディアナ州・テレホートでは
以下のような実施があり
2013年9月には
以下のような記事も紹介されている。
(日本語の記事は見つけられませんでした・・・。)
この上記の中で
印象的なことは
そのどれもが実施に対して
好評であるということである。
いくつか紹介をしたい。
教室は子供たちにとって
過ごしやすい環境であるべきだと思う。
そして
もっと多様な教室の形が
あってもいいのではないかと思う。
平成17年には文科省の
学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議が
以下のような中間報告をまとめている。
『教室等の室内環境の在り方について 中間報告 平成17年9月』
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/001/toushin/05092001/all.pdf
この中で
机・イスにはあまり多く触れていないが
「多様さ」については
報告がまとめられている。
今一度
教室の在り方を
考えてみてもいいのではないか。
最近はそんなことを考えている。
ねぎ