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人生の価値は自分でないと決められない

人生には様々な価値観や生き方があります。お金を第一に考える人や家族の幸せ、趣味やボランティアなど様々です。

例えば、金銭的な成功は価値基準の一つでしかなく、ある人が重視している指標をある人は大切だと思っていない場合も往々にしてあり、人は人に影響を与える事ができたとしても、価値基準を押し付けることはできません。
また、家族との時間を大切にする場合においても、それを当たり前の環境と捉えるか、今しかない貴重な瞬間と捉えるかで、価値の重みも変わってくると言えます。重みによって正しい正しくないが存在する訳では決してありませんが、個人的には時間でも選択でも、一方向で後戻りできない場合は選択を慎重にする必要があると個人的には考えています。
その他、アートや音楽というものは個人の感性に大きく左右されると言え、自分の興味関心及び価値の重みが最も出る領域の一つだと考えています。個人的には読書なども含めて、人生に厚みを与えてくれる重要な要素と考える為、趣味による人生の潤いは何ものにも代え難いのかなと考えております。

ここで大事なのは、自分の人生の価値は、他人の基準に合わせるのではなく、自分自身で決めること、そして強く保持することが大切だと思います。他人の期待に応えようとしたり、世間の目を気にするのは必ずしも悪いとは言えませんが、自分の感性とのズレが存在するのであれば、自分の心の声に耳を傾け、自分の価値観に基づいて生きることが大切です。

人それぞれ生まれつきの感性、興味関心、適正や才能があります。人の価値観に焦点を合わせるのではなく、自分の強みを活かしつつ、大好きで愛してやまないことに情熱を注ぐことで、自分らしい人生を送ることができるのではないかと考えております。そして、人生には起伏がありますが、本質的に自分の価値観に合う選択を選んで、その自身の価値観を大切にしていれば、困難に立ち向かって乗り越えることも比較的しやすくなると考えています。

つまり、他人の基準に合わせず、自分の心と真正面から向き合い、自分の価値観に基づいて生きることが、幸せで意義深い人生を送るために必要な要素ということができます。
自分の人生の価値は自分でないと決めることができない、その言葉を言い換えると自分の人生は自分で切り開いていく。その姿勢が常々必要なのかと考えます。

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