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休職日記|ずっと動いている頭の中を空っぽにしたい。
休職日記 #10
不安に飲み込まれている現状を書いた休職日記が多くの方にスキをいただき、あんなパニックになっている状況でも誰かのためになっているのがとてもうれしかったです。
読んでいただいた方、スキをくださった方、ありがとうございました。
▼記事はこちら▼
今回は、大混乱が起きやすい私の脳内を1日1回だけでも空っぽにできないか考える記事になります。
ぜひ、「自分もフル稼働の頭をストップさせたい!」「一回脳内をリセットしたい」という方は最後までご覧ください。
▶現状の脳内
大きな変化はなし。ただ、緊急不安要素はなくなりました。
この記事を書いてから4日ほど経って、この時ほどではないですが未だに頭の中はフル稼働中。
最近は、晩御飯何にしようも追加されて、料理ニガテな私には大負担です。
ですが、前回の休職日記で書いた月経前症候群のピークも過ぎたことと、日中誰かと出かけるなどの予定を入れておらず、完全に自分のペースでここ3日ほど過しているので、だいぶ心穏やかです。
▼前回の休職日記▼
▶自分のニガテに気が付いた
タイムアタックのようで怖い
1日の中で一番心が乱れやすい時間は、息子を迎えに行ってから寝かしつけまでの間。具体的な時間にすると17:00~20:30までです。
この3時間半、私は寝かしつけ完了までタイムアタックをしている気分になります。
タイムアタックの内容を実際に書き起こしてみます。
タイムアタック、よーい、スタート!
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ごはん用意して、食べさせて、お風呂の準備して、なるべく機嫌よく風呂場まで誘導、風邪をひかないように湯船に身体をつけさせながら自分を洗い、なるべく泣き叫ばないですむように声かけをしながら息子を洗う。
お風呂を出てからは本当に時間との勝負。自分のスキンケアはパックに任せ、着るバスタオル1枚で走り回る息子を捕まえて身体中保湿、着替え、ドライヤーまで済ませ、一度ここで自分のスキンケアでクールダウン。
喘息予防の薬を飲ませ、歯磨きまで済ませたら、あとは寝室まで連れて行くだけ。ここでおもちゃや動画を見始めていたら黄色信号。機嫌よく切り上げられる妥協点を見つけながら、お気に入りのパーカーを持たせ、寝室までたどり着いたらほぼゴール!
行動を文字に書き起こしてみると、なかなかの動作量…。
これを考えながら行動しているんだから、そりゃ頭もパンクしますよね。
この限られた時間ですべてのミッションをクリアしなければならないタイムアタックが、心底私の不安で心の安定を崩すものだと気づきました。
▶現状を変えることはできない。変えるのは”自分の心の容量”
だからといって、時間を意識せずに過ごせば、息子の就寝時間はどんどん後ろ倒しになってしまいます。
息子の就寝時間が後ろ倒しになるということは、私の夜のnote時間も減っていくということ。そこもなんとしても避けたい。
タイムアタックのような夕方の3時間半を焦らず心のゆとりを持って過ごすためには、自分の容量を増やす必要があると考えました。
自分の容量を増やすには、今頭の中を占めている情報を一度空っぽにすることも1つの手段だと思います。
もちろん、情報を整理して優先順位を立てて、1つづつクリアしていくことも解決策です。
ですが、今の私にとって、この整理して優先順位をつけることが結構重荷。
だったら一層のこと、短時間でもいいから考えることを手放し、頭の中を空っぽにする時間を持ってみようと思いました。
▶マインドフルネスというものがあるらしい
心理学を学んでいる中で、「マインドフルネス」という言葉を聞くことがありました。
不登校支援の中でも、用いられることもある技法です。
ざっくりマインドフルネスとはどんな技法かというと、
“マインドフルネス” とは、古代の仏教より伝わる伝統的なメソッドから宗教的な要素を除いた瞑想のことをいいます。目指すのは「今ここにいる」という状態。
自分自身が勝手に作り上げる頭の中のおしゃべりは止まりません。過ぎ去った過去を手放し、将来への不安からもはなれて、「今ここ」に意識を置くトレーニングをすることで、集中力が増し、頭の中が明晰になり、心の安定と強さを得るとても良い方法です。
スピリチュアルっぽく見える部分もありますが、ヨガに近い感覚かなと私は感じました。
ヨガも、心と身体の繋がりを意識して、「苦痛からの解放=快適で安定した心を作ること」を目的としています。
違うところは、ヨガは様々なポーズを通して、身体的な歪みも解消しますが、マインドフルネスは瞑想、つまり、自分の心に集中することに注視しています。
マインドフルネスの効果
○身体面
免疫力の改善、血圧の低下、血中コレステロール、血糖値の低下などが検証されていて、交感神経と副交感神経のバランスが整い、よく眠れるようになります。
○精神面
緊張・うつ状態の緩和、不安の減少、ストレス耐性の向上が実証されています。
○脳機能面
集中力・記憶力が向上し、複数の仕事を並行して進めている状況下でも一つ一つの事に集中することができるようになり、仕事や勉強で質の高いパフォーマンスにつながります。
精神面のうつ状態の緩和はなんとも魅力的なワードです。
マルチタスクが苦手な私にとっても、脳機能面での効果もとても期待が持てそうです。
マインドフルネスのやり方
1.良い姿勢で坐る
床に座布団や坐布を置き、その上にあぐらをかいて腰掛け、良い姿勢を作り座ります。椅子や正座でも可能です。手のひらを下にむけ、膝や太ももの上に置き、背筋を伸ばします。目は優しく開けたまま伏し目がちに(半眼)して、1.5~2m先の床を柔らかく眺めます。
2.自分の呼吸に意識を置く
今まで、無意識に行っていた自分自身の自然な呼吸に意識を置きます。
3.感情や思考が浮かんでも、それを追わず呼吸に戻る
何か考えていることに気づいたら、それを追いかけず、「考えた!」とココロの中でつぶやいて、意識を呼吸に戻します。感情や思考に何も判断を加えず そのままにして、ただ呼吸に戻る繰り返しは、何度でも「今」に戻ってくる練習になります。
やり方としては、いたって簡単そうな印象です。
あとは実践してみて、頭の中で考えたときに、意識を戻すことができるかというところですかね。
マインドフルネスについて調べている中で、大学時代に所属していたゼミの先生が得意としていた研究内容にタッピングセラピーというものがあったことを思い出しました。
長くなってしまうので、簡単な説明になりますが、このセラピーも”不安になっている今の自分”に注視し、その状況をただそのまま受け止めるという技法でした。
マインドフルネスにしろ、タッピングセラピーにしろ、今の自分を大きく変えようとせず、ただ今ここにあることを淡々と受け止め、一度思考を停止することで心の安定を図っていく技法なのですね。
最後に
マインドフルネス、いかがでしたでしょうか。
興味を持った方は、ぜひ自分のペースで実践してみてください。
私も、さっそく今日から実践してみようと思います。
定期的に、実践している中での変化や感じたことも休職日記の中で報告していきますね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでもお力になれていたらうれしいです。
参考になったよ!実践してみるよ!
という方は、スキやフォローをしていただけたら嬉しいです^^
では、また次回の休職日記でお会いできるのを楽しみにしております🌱
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