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迷走神経とは
皆さんは、「迷走神経」とは何かを知っていますか?最近この神経についてよく聞くようになり興味をもったので、ちょっと調べてみました。
1.迷走神経
2.迷走神経を活性化するセルフマッサージ
3.迷走神経を活性化するその他の方法
迷走神経
迷走神経とは、英語で「Vagas Nerve」と呼ばれる12もある脳神経の1つです。全ての脳神経は対になっていて、脳と頭、首、胴体などもう1つも身体の部分を繋げています。ちなみに、迷走神経は脳と小腸の間で対になっています。
脳神経の中で最近特に注目されているのが迷走神経です。迷走神経がストレスや不眠、鬱や不安などの現代病を解消するカギを握っているということが発見されたからというのが、その要因です。
迷走神経は、首や胸部や内臓など身体の様々な部分を巡り、小腸へ繋がっています。最も長くて複雑な動きをすることから「迷走」神経という名前がついているようです。英語の「Vagus」はラテン語由来の言葉で、これも同じく「迷走」という意味を持っています。
迷走神経には、色々な役目があります。(1)声帯や心臓や胃腸の動きを司ること、(2)呼吸を促すこと、(3)消化や分泌を支配すること、(4)記憶を助けること、などです。これらの他に、現代病を解消するカギになる迷走神経の機能は、心と身体を完全にリラックスさせるというものです。
迷走神経を活性化するセルフマッサージ
この迷走神経が持つリラックス効果を、人々に感じてもらって世界的に有名になったのが、デンマークの整体師のスタンレー・ローズバーグ氏です。彼は、「Basic Exercise」という名前のたった2分間で自分で簡単にできる頭部のマッサージを発明しました。
このマッサージによって、迷走神経が活性化され、ストレスがもたらす不治の病気やケガが直ったり、健康だけではなく仕事や人間関係までも改善されたという人々がたくさんいるそうです。
ローズバーグ氏は、マッサージの前に、迷走神経の機能が正常ではないかどうかを調べるための簡単なテストを考案しました。「あー」と大きく声を出した時に喉ちんこが垂直に上がらない場合は、迷走神経が正常に機能していないそうです。
それでは、セルフマッサージ(Basic Exercise)をはじめましょう!4つのステップ、たった2分間でできるものです。
1.仰向けになります。
2.手を組んで、その手のひらが首の上部の頭のあたりで枕になるように置きリラックスします。
3.首や頭を動かさずに、両目を1分ほど右に向けます。
4.目を真ん中に戻して、次は両目を1分ほど左に向けます。
これだけです!なぜこんなにシンプルなExerciseが大きな効果を出すのはなぜでしょう?それには、2つの理由があると言われています。1つ目の理由は、頭の重みが手に移動することで、首がリラックスして脊髄が正常な状態に戻り、頭部にある脳神経への圧迫を取り除くからだそうです。2つ目の理由は、両目を片側に向けることで、頭蓋骨の最深層に位置する後頭下筋と呼ばれる8つの小さな筋肉を使うことになり、リラックス効果を上げるからだそうです。
迷走神経を活性化するその他8つの方法
イギリスのヘルスコーチのニコラ・モンソンさんが、迷走神経を活性化する他の方法を推奨しています。
1.ジョギングや水泳などの有酸素運動をする!
2.姿勢を良くして、筋肉のバランスを保つ!
3.砂糖を摂りすぎない!
4.カフェイン、グルテン、乳製品などの自分に合わない他のものも摂りすぎない!
5.質の高い睡眠を最優先する!
6.感情をしっかりと感じ心の奥に押し込めない!
7.冷たいシャワーを60秒浴びる!
8.呼吸法を利用する!
これらの迷走神経のバランスをとれる方法は、手術や薬などを全く使わず、簡単に自分でストレスがもたらす病気や症状を和らげることができます。特にヨガは、有酸素運動にもなるし、姿勢や筋肉のバランスを保つことにもになるし、質の高い睡眠を促すし、自分の感情と繋がる機会を与えてくれるし、呼吸法にもなります。この中の5つの項目を一気に攻略できます。オススメです!
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