「全力で今を楽しむ人」は要注意【人生論】
価値観は人によって異なります。
特に時間に対しての感覚は人それぞれで、未来と現在、どっちを優先して暮らすのかは十人十色な意見が出てきそうですね🤔
今回はそんな「未来」と「現在」をどのように捉えて生きるべきなのか、僕の意見を述べてみたいと思います。
■「今」を大切に生きる
人が生きているの今この瞬間「現在」ですね。
過去や未来を生きていたら、タイムマシンがあることが証明されちゃいますもんね!(笑)
今を大事に生きる人の価値観はこんな感じかな?
将来は考えても予測できるものではない、全力で今現在を楽しむことが自分の幸せにつながる、と考えている人たちですね。
これは支持できる部分もあるんだけど、ちょっと微妙な部分も。
■人はいつ死ぬかわからない
だから、いつ死んでもいいように今を思いっきり楽しむんじゃないか!と聞こえてきそうですが、僕の言いたいことは逆。
人はいつ死ぬかわからないから、将来のことを考えて生きないといけないんです。
今の日本人の平均寿命は80歳前後。
医学の進歩により、今後も伸び続ける可能性はあります。
人はいつ死ぬかわからない、これは人はいつ死ねるかわからない、ということでもあります。
働くことができなくなっても、生き続けている限りはお金は必須です。
でも、働くことができないのでその時に必要なお金は働くことができる時期に稼いでおかないといけません。
老後資金、老後資金とあまり煽りすぎるのも良くないですが、それでもやはり視点のうち半分は将来に向けて生きていかないといけませんね。
■要はバランス
将来のことは考え続けなければいけません。
未来のことをどれだけ予測して、どれだけ対策を打って置けるかで人生の幸福度は決まります。
ただし、ここで注意点があって、「今」「未来」どちらか極端に重点を置くのは良くないということです。
つまりは将来のことを考えすぎても、人生の幸福度は上がらないんです。
将来のことを考える目的はなんでしょうか?
それは将来の人生の幸福度を上げるためですね。
要するに人生の幸福度を上げるのが目的であり、目標なわけですが将来のことを考えすぎると、今の幸福度が下がります。
話に白黒つけたい人にはむず痒い結論かと思いますが、今と未来、どちらにも視点を向けて過ごすのが最も幸福度が高まる人生観であるような気がします。
視点を置く割合は個々人の価値観に合わせて、というのが理想ですね。
ということで今回はここまでです。