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「ありがとうの神様」を読んであなたも誰かに喜ばれることをしてみよう!
こんにちは~
緑川むぎこです!
今回紹介する本はこちら!
『ありがとうの神様』(小林正観/2015年/ダイヤモンド社)です。
小林正観さんの名前は、心理カウンセラーmasaさんの本などでたくさん出てきていましたが、正観さんの本自体は読んだことがなかったため、どのような教えなのか触れて見たくて読んでみました。
「正観さんの教えについて知りたい!」
「自分の人生を変えていきたい!」
そのような方におすすめの本となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
『ありがとうの神様』とは
本書は、人間関係や仕事、子育て、男女の関係などあらゆるお悩みを解決し、神様を味方につけていく71の習慣を紹介した本です。
筆者の小林正観さんは、作家で2011年に逝去しています。
学生時代から人間の潜在能力や超常現象に興味を持ち、心学などの研究をおこなっており、講演は年に300回もの依頼が来て、全国をまわる生活をしていたそうです。(本書、著者プロフィールより)
正観さんの他の本には、『「そ・わ・か」の法則』(2011年/サンマーク出版)や、『淡々と生きる』(2016年/風雲舎)などがあります。
こちらの本もぜひ読んでみてくださいね。
『ありがとうの神様』おすすめポイント
ここでは、本書のおすすめポイントである
①人に喜ばれる人になれ!正観さんの考え方
②「ありがとう」がもたらす効果
を紹介していきます。
①人に喜ばれる人になれ!正観さんの考え方
小林正観さんは本書の中で、何度も「人に喜ばれる存在になる」ことを勧めています。
私たちの人生は、長生きすることがテーマなのではありません。
「生きている間に、どれだけ喜ばれるか」だけです。
人に喜ばれること=頼まれごとをして、ありがとうと言われること。
頼まれごとを「はい、わかりました」と淡々とやりつづけていく。
すると、だんだん「同じようなこと(同じような内容)」を頼まれていることに気づきます。
そして、「私はこれをやるために生まれてきたのではないか」と自分の「使命」に気づく日が来ます。
人間の生きる目的は、頑張ることでも、努力することでも、何かを成し遂げることでもなく、「喜ばれる存在になる」=「頼まれごとをする」ことです。
自分の使命がわかったら、あとはそれをやって、疲労困憊して死ねばよいだけです。
「あれがしたい、これがしたい」という自我を持たず、他人からの「頼まれごと」を淡々とこなしていく。
その結果として、あなたは「喜ばれる存在」になるのです。
確かに、誰かの頼まれごとをして、喜んでもらえるとわたしも嬉しくなります。
誰かの喜びは自分の喜びも連れてくるのではないかなと思います。
本書には、他にも正観さんのステキな考えが収録されています。
特に印象に残ったのは、「『自分はまだ若い』と思っている人ほど、10年単位で長生きする」というものです。
わたし自身、現在24ですが、正直
「もう24か……」
と思っていました。
これを言うと「まだ24じゃないの。若いわね。」とよく言われるのですが、わたしの中では大学を卒業して、社会に出て、もうやり直せないところまで来たと考えていました。
そんなときに、この言葉を受けて「自分はまだ何でもできるんじゃないか」と思うようになりました。
アメリカの研究チームが、「私はまだ40歳」と考える1000人のグループと、「私はもう40歳」と考える1000人のグループを追跡調査したところ、10年単位で「まだ40歳」と考えたグループの方が平均寿命が長かったそうです。
「もう40歳」と考えた人は、「もう50歳」「もう60歳」と考え、「どんどん自分は老け込んでいく」と自分の身体に言い聞かせ、その通りに身体が反応したようです。
一方、「まだ40歳」と考えている人は「まだまだあれもできる」「これもできる」と前向きに捉えていたために、身体にもプラスに作用したみたいです。
これは健康面だけでなく、心にも大きな影響を与えそうです。
わたし自身、「もう24歳」と捉えていましたが、「まだ24歳」と思って精力的に活動していきたいと思います。
②「ありがとう」がもたらす効果
本書のタイトルにもある「ありがとう」。
その言葉がわたしたちにどんな効果をもたらすのか、解説されています。
神様には「感情」がありません。
「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を繰り返し言ったとしたら、「この人は実はこうしてほしくて、ああしてほしくて……」と考えてくれているわけではないのです。
ただ、「その言葉がそんなに好きなのなら、その言葉を言いたくなるような現象を用意してあげよう」と働きかけます。
そのため、「ありがとう」と言い続ければ、「この人は『ありがとう』を言うことが好きみたいだ」と神様が捉え、「ありがとう」と言いたくなる現象を降らせてくれるのです。
わたしも寝る前に「ありがとう」と1000回言う習慣をつけていますが、日頃から「ありがたいなぁ」と思えるようになってきたのです。
車があってありがたい。
エアコンがあって快適でありがたい。
家族がいてありがたい。
「ありがとう」を言い続けていると、自然と「ありがとう」と思えることに目が行き、幸せな気分になります。
これからも「ありがとう」をたくさん言っていきたいと思います。
『ありがとうの神様』まとめ
本書には、日頃生活する上での心構えや考え方がたくさん収録されています。
自分の人生を変えたい人、小林正観さんの教えが知りたい人におすすめです。
この本を読めば、あなたもきっと「ありがとう」と言いたくなり、人に喜ばれることをしたくなるはずです。
ぜひ、読んでみてくださいね。