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結局自分を嫌いになることが、1番怖い。
ヒトは、自分が痛みを感じることが1番怖い生き物だと思う。ケガをして痛みを感じることは身体的な痛みだが、自分を嫌いになることは、精神的に一番の痛みだと思う。
そしてそれは同時に、ヒトは生存本能的にも痛みから避けていたい生き物であるからだと思う。自分を嫌いになると、辛くなったり苦しくなって痛みを感じる。
だから、その"痛みを感じている現状から逃げられていない事実"に打ちのめされてしまう。
そして、「自分は駄目だ。」と自分を卑下してしまう。
しかし、"自分が本当に駄目だから嫌い"なのではなく、
「自分の中の痛みを取り除く方法が、”わからない"状況が怖く、この痛みを取り除く方法がわからない自分が嫌い。」なのが真実だと思う。
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痛みから逃れられない原因
ヒトは、
・痛みを解決する方法
・アイデンティティ(自分自身のことをどう思うか)の問題
これを、ごっちゃに考えてしまう。これを混ぜて考えてしまうと、結果的に痛みを解決するという処には行き着かない。
後者は、端的に言えば「自分自身が何者であるか。」というセルフイメージ(自意識)の問題だ。
痛みを本当に解決したいのであれば、もっと理論的に考えて、その方法を試し、失敗から学んでゴールに近付けば良い話だ。
何か一つのスポーツを上達させるように、その痛みを取り除く方法だけを考えて専念すればいい。
この2つをごっちゃにして考えるとなぜ目的を達成できないのかは、以前ここ↓に書いた。
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しかし、ここで一筋縄でいかないのが人間だと思う。
ヒトは、つい「自分の痛みを解決したい」と思うと当時に、自分のアイデンティティ/セルフイメージ(自意識)を気にしてしまうから、自身の痛みが取り除かれない。
自分のアイデンティティの問題は、あくまで"自分を安心させるための薬のようなもの"でしかないと思うのが分かりやすいと思う。一種の精神安定剤や、トクホのお茶みたいな感覚だ。
「自分はこういうやつだ。」と思うこと/思われることで人は安心する。だから、また繰り返す。
トクホのお茶も、食べすぎたその時は安心するが、また次の食事になると不安になってまた必要になる。それは、気休めでしかなく、本質的な問題は解決してないため、だ。
裏を返せば、常に不安に思うことがあるからだ。
そしてそれは、"アイデンティティの問題が絡むと痛みを感じてしまう自分"に問題があるはず。
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色々とつらつら書いてみてたまとめ。
嫌いな自分と一概に言っても、その裏には色んな自分の問題が絡んでいるのだろうな、と思う。
だから、私も嫌いな自分を感じたときは、これからもこんな風に考えていこう。と思って書き残しました!
今日も読んでくれてありがとう。ではまた!