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ゆるゆら音楽映画放談

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レビューやつらつらっと書いた感想置き場的マガジン。音楽関係はだいたいここ。
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Spicy Sessions公開録画

Spicy Sessions公開録画

 TBSチャンネル1の "刺激的な" 音楽番組「Spicy Sessions」のスタジオ外初公録に、TBSより機会をいただいてお伺いした。これまで収録はスタジオだったが、今回は初めての試みとしてJ-COM浦安音楽ホールでの収録になったもの。前説は竹中P、日本一音楽が溢れる番組にしたいという言葉には音楽愛がほとばしり満ちていた。

 番組ホストはゴスペラーズ黒沢薫さんと乃木坂46中西アルノさん。
 

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Let's Go Festival 2025

Let's Go Festival 2025

 金曜の夜、下北沢THREEでLet's Go Festival 2025。同じ建物内のBASEMENTは何度か行ったが、THREEは初めて。仕事が繁忙期を迎えしばらく土日のホールやアリーナ中心だったのもあり、あらためて距離が近く臨場感も音もすごいなと。
 出演は順にアロワナレコード、asobi、aint lindy、Deep Sea Diving Club(主催)。DJはカンナ、DJボリショイサ

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スタニスラフ・ブーニン ピアノリサイタル

スタニスラフ・ブーニン ピアノリサイタル

 新年3つめは憧れのお方。スタニスラフ・ブーニンのピアノリサイタルを、高崎芸術劇場の大劇場で鑑賞。
 高崎芸術劇場公式チケットサイトにしては珍しく抽選、こんなすごい公演当たると思わなかった。というか有名すぎてもはやファーストネーム呼ばないよなブーニン・・・・・・。

 今回のプログラムは、ブーニンといえばのショパン、そしてプーランク、シューマンで二部構成。うちシューマン「色とりどりの小品」は当日ご

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Vaundy one man live ARENA tour FUSION

Vaundy one man live ARENA tour FUSION

 2025新年2本目はさいたまスーパーアリーナで、Vaundyのone man live ARENA tour FUSIONを鑑賞。
 Vaundyのライブは2度目。前回はガーデンシアターで単独行動だったが、今回は同行者あり。アリーナE2、人に埋もれるのは必至のポジションだが演出が楽しみ。

 ドアタマから「不可幸力」と「東京フラッシュ」で始まるセットリストはパワーチューン満載で惜しみなく・・・・

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Bob James Quartet with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra

Bob James Quartet with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra

 2025ライブ初めはBob James Quartet with Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestraを、高崎芸術劇場で。

 偉大なリビング・レジェンドBobの85thアニバーサリーを飾るスペシャルコンサート。
 連休最後の日曜日だというのに予定がふたつあり、移動も体力的にも問題はなさそうだが迷っていた。後ろ髪をひかれる思いで販売サイトを見た前日深夜、

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Soulflex Year End Party 2024

Soulflex Year End Party 2024

 2024ラストライブは、六本木のBillboard Live TOKYOにて、SoulflexのYear End Party 1st stageを。

 フロント三者三様の魅力とグルーヴィーな音をしっかりと堪能。とにかく魅せる。Mori Zentaroのボーカルを聴けたのも幸運。
 それぞれ多忙なアーティストによるコレクティブだけに、各人の活動や都合を優先するためいつライブを楽しめるかわからない

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群響クリスマスアンサンブル2024

群響クリスマスアンサンブル2024

 25日、ちょうど高崎の駅近くで仕事だったのが幸い、終わってすぐ早足でクラシックのミニコンサートへ。高崎芸術劇場のエントランススクエア、群馬交響楽団による無料公演だ。
 運良く、クリスマスメドレーやひと足早いラデツキーを聴いた。

 クラシック初心者でも、子どもから大人まで楽しめるようにつくられたのが見てとれるプログラム。いつもはスーツやドレス姿の演奏者も、揃いのオリジナルTシャツに身を包んでカジ

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藤井空2024大反省会 昼公演 at HEY-Joe

藤井空2024大反省会 昼公演 at HEY-Joe

 藤井空さんの「2024大反省会 昼公演」を横浜元町のHEY-Joeで堪能。多彩な選曲に流石の演奏、そして穏やかな語り口にユーモア溢れるトークと、充実の内容だった。
 まだ公演が続くためネタバレ禁止とのお達しがあったため、写真のみを。
 ※公演終了のため、追加します

 反省文からはじまるライブは、流石にはじめて。
 NHKラジオアナウンサーを思わせる穏やかな語り口にユーモアを含んだ文章、反省の内

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無敵の歌うたい 小野雄大「超無敵バイブス」ツアー

無敵の歌うたい 小野雄大「超無敵バイブス」ツアー

 心の中に、謎のレセプターがある。
 小野雄大の生歌を聴くと、不思議とどうしても泣いてしまうのだ。まるで全身麻酔のように、たちどころに覿面に効く。過去全敗、こんなことは今までなかった。

 下北沢駅から商店街を抜けて、BASEMENT  BARへ。冬晴れ、少し空気がつめたい。

 「超無敵バイブス」と名付けられたツアーの初日。バンドセット。
 近頃はホール公演ばかりでライブハウスから遠のきがちだっ

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SAKANAQUARIUM2024"turn" movie

SAKANAQUARIUM2024"turn" movie

 封切り、初日。
 夕の舞台挨拶生中継回を、別の劇場で観ていた。

 ツアーturnは幕張で観ていた。
 うつ病からの復帰、というフレーズには思い出がある。パートナーも、かつてパワハラでのうつ病による休職から復帰を果たした。彼は結果として復帰のもたらすもの、「本当はもっとできるのでは」という圧による劣等感や自責に挫けてしまう。復帰と休職を繰り返し、失意の中悪化とともに職を離れた。
 うつ病になる人

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Ton Koopman Harpsichord Recital

Ton Koopman Harpsichord Recital

 先週の土曜日、高崎芸術劇場音楽シアターでTon Koopmanのチェンバロリサイタル。今回の来日でチェンバロのみを演奏する公演は高崎だけとのこと。

 スヴェーリンクからバード、ヴァレンテ、ブルーナにバッハ。パーセルに、ヘンデル。ファンタジアとトッカータがうれしい。
 語りはなく、弾き終わるたびに立ち上がってはにこやかに礼。そしてひたすら鍵盤に独り向かい合い、生き生きと対話する。言葉のない空間で

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よく晴れた日曜日

よく晴れた日曜日

 先週のこと。
 よく晴れた日曜日、ドライブして「本と珈琲とちょこっとオヤツな一日」へ。気分を変えたくて、足を延ばした。
 本の交換会、珈琲、パンと音楽。オヤツ。珈琲は飲めないけれど、お土産にすることにした。

 フリーライブが行われ、OKK MOUNTAINSと、utataneを途中まで。
 OKKはオリジナルにカバー、カバーはオリジナル・ラヴだった。曲名が「月とレモネード」「フランボワーズ」だ

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showmore「liquid city」release tour

showmore「liquid city」release tour

 showmore待望の4thアルバム「liquid city」release tour、恵比寿LIQUIDROOMに行った。

 平日の、仕事終わり。普段ならば家におとなしく帰るところ、翌日が病院受診で休みなのをいいことに恵比寿へ。
 体調に不安がないと言えば、嘘になる。ただ、気持ちがどん底だった12月の夜、鶯谷のダンスホール新世紀で観たワンマンが残り火のように胸にあった。道すがら橋の上から見下

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音楽とオクトーバーフェスト

音楽とオクトーバーフェスト

 高崎音楽祭の折、館内サイネージで「音楽とオクトーバーフェスト」というイベントが催されることを知った。
 場所は、高崎芸術劇場のガーデン。

 ドイツでのクリスマスマルクトを少し思い出した。ビール、ウインナーにワイン。わたしはお酒は飲めないけれど、パートナーはどうだろうか。予約不要のチケットフリーというのも、事情ありきの身にはハードルが低くて助かる。
 このところパートナーのメンタルはすぐれない日

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