夏子

日々のあれこれ。 手帳が大好きです。小説や現代短歌も好きです、たまに詠みます。

夏子

日々のあれこれ。 手帳が大好きです。小説や現代短歌も好きです、たまに詠みます。

最近の記事

◆胡瓜、すこし苦手なもの

夫は胡瓜が苦手だ。他の瓜科の食材も苦手だが、胡瓜が、特に。 しかし残念なことに、胡瓜は手頃だしいつでも手に入る一般的な食材だからか、居酒屋のお通しなんかによく入っている。たたき胡瓜を注文しないことはできるが、お通しは避けられない。 そんな時は、わたしが丁寧に胡瓜を拾って食べる。拾い残した胡瓜は夫が集め、わたしの皿にのせる。 そんなわけで、夫と暮らし始めてからの2年半、胡瓜を買ったことがなかった。 ある日、夫の友人たちが我が家へ遊びに来ることになった。友人が遊びに来る日

    • ◆布団の重みで愛したい

      夜もずいぶん更けたころ、夫はよくお腹を出して寝ている。まるで子どものようだな、と微笑ましく思うと同時に、お腹が弱い夫の胃腸たちが冷えてしまわないか心配になる。 布団をかけ直す。 今日は、寝ている夫について書きたい。 まず、前述のようにお腹を出しているのが基本だ。出ていない時のほうがめずらしい。 布団を蹴ってしまうだけでなく、アトピー性皮膚炎の夫は、下着のシャツを無意識にめくってお腹をぼりぼりと搔くからだ。 しかし、寒いと言って起きることは滅多にない。不思議である。

      • ◎システム手帳 2024年7月デイリーリフィル

        7月のデイリーリフィルを販売します! 相変わらず100円です。お試しで使ってみてくださいね。 ・サイズはミニ6サイズ(80×126mm)です。 ・再配布は、データ・印刷物ともに厳禁です。 ・個人利用のみでお願いいたします。 ・リフィルのサンプルはインスタグラムをご参照ください。 ・お試し価格として100円でお願いします_(. . _)ペコ ・A4サイズのお好きな用紙で印刷していただきカットしてください。  カット位置は目印が印字してあります。 【左ページ】 日付 天気

        ¥100
        • ◎システム手帳 2024年6~9月スリープログ

          ぜんっぜん6月に間に合っていませんが 「スリープログ気になります!」というお声をいただいたので アップしておきます。 いつもこんな感じのリフィルでスリープログをつけています、 寝坊助なので11時までです。たっぷり寝てくださいね ・サイズはミニ6サイズ(80×126mm)です。 ・再配布は、データ・印刷物ともに厳禁です。 ・個人利用のみでお願いいたします。 ・リフィルのサンプルはインスタグラムをご参照ください。 ・お試し価格として100円でお願いします_(. . _)ペコ

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        ◆胡瓜、すこし苦手なもの

          ◎システム手帳 2024年6月デイリーリフィル

          すでに5月も30日で焦っています。 6月のデイリーリフィルを配布します! こんなかんじのリフィルです。 ・サイズはミニ6サイズ(80×126mm)です。 ・再配布は、データ・印刷物ともに厳禁です。 ・個人利用のみでお願いいたします。 ・リフィルのサンプルはインスタグラムをご参照ください。 ・お試し価格として100円でお願いします_(. . _)ペコ ・A4サイズのお好きな用紙で印刷していただきカットしてください。  カット位置は目印が印字してあります。 【左ページ】

          ¥100

          ◎システム手帳 2024年6月デイリーリフィル

          ◎システム手帳 2024年5月デイリーリフィル

          つい最近年が明けて雪が降ったりしていつの間にか花粉の季節になって新年度になったと思ったらもうすぐGWです。 さて、自分でデイリーリフィルを作るようになって半年ほどになりました。 すこしずつ改良してきたのですが、なんとなくフォーマットが安定してきたので、もしよければ皆さんにも共有したく配布用のPDFを作成しました。 ・サイズはミニ6サイズ(80×126mm)です。 ・再配布は、データ・印刷物ともに厳禁です。 ・個人利用のみでお願いいたします。 ・リフィルのサンプルはインス

          ¥100

          ◎システム手帳 2024年5月デイリーリフィル

          ¥100

          ◆パプリカは美味しい、チョコバナナは甘い

          夫の学生時代の先輩2人が、我が家に遊びに来てくれた。遠方に住んでいる先輩方は3泊してくれたので、たっぷりと遊ぶ時間があった。 先輩2人と、夫とわたし。4人いる。 そう、麻雀ができる。 と、いうわけで、事前に購入していたマットと牌をダイニングテーブルに広げた。 わたしの力量はというと、いわゆる初級者である。麻雀ゲームと麻雀マンガを少々嗜んだことはあるものの、最初に牌をどうやって積んで準備するのか、親がなぜ重要なのか、その他諸々よくわかっていない。しかし、とりあえずリーチ

          ◆パプリカは美味しい、チョコバナナは甘い

          ◆言葉の海に溺れつつ綴ること

          最近、Web記事のライターを始めた。 書籍の編集者を1年ほど経験していただけで、執筆はしたことがない。でも、どうしてもライターをしてみたかった。ちいさな、たいしたことない、よくある記事でもいい。 なぜなら、編集者時代に自分の「書きたい」という気持ちに気付いてしまったからだ。 そのもやもやした感情は、ちがう業界へ足を踏み入れた後も心の底で燻っていた。普段は目を逸らして暮らしていけるような、いちばん深い、心の隅っこで。 やりたいと思ったことは、やるまで気が済まない性分であ

          ◆言葉の海に溺れつつ綴ること

          ◆ふじのくに地球環境史ミュージアム

          夫と、共通の友人と、3人で静岡旅行をした。1泊2日の、どの部分を切り出しても楽しくて、心がぽかぽかするような旅だった。 友人は、行程をつくるのがとっても上手だった。それに加えて柔軟でもあって、臨機応変にさまざまな変更を許してくれた。 彼女のおかげで無駄がなく、かつ必要な余白は残した1泊2日になった。ありがとう。 1日目に行った、ふじのくに地球環境史ミュージアムについて書きたい。 ふじのくに地球環境史ミュージアムは、富士山を中心とする地域の環境を見つめ、そこから地球全体の

          ◆ふじのくに地球環境史ミュージアム

          ◆ベン図が重なるところ

          どの記事にも『ひさしぶりにnoteを書く』と書いている気がするが、今回も例に漏れずひさしぶりである。気が向いた時に書くから良いのだ、と自分を無理矢理納得させつつ筆を取る。 最近、調子が悪い。 例年寒くなると調子が悪いのだが、今季も仕事を休みがちになっている。 このままでは良くない、良くないから頑張らねば、と気持ちばかりが空回りする。じわじわと、自分の首を絞めている。 思いきって、働き方を変えねばならないかもしれない。随分と抗ってきたが、そろそろ観念すべき頃合いなのだと思

          ◆ベン図が重なるところ

          ◆友人の呟き、わたしの重心

          Twitterで友人が呟いていた言葉が気になった。 「こうした方がいい、そうすれば人生がうまくいくし人に好かれる」と思って我が振りを直してきた わたしにはこういう考え方が微塵もないため、いたく感心した。 この先の自分の人生へのメリット、対人関係を良好に保つこと、 そんなことを考えながら内省し行動に移すことは、これこそ「言うは易し行うは難し」だろう。 一方、わたしの考えはこうだ。 「こうすれば自分をもっと好きになれる、理想のわたしや暮らしに近づける」と思って我が振りを直

          ◆友人の呟き、わたしの重心

          ◆一通の手紙、二人の幸せについて

          とあるイベントの際に、夫から手紙をもらった。 わたしはとても泣いてしまって『あぁ、人は人生に何度、本当の嬉し泣きをできるのだろう』と思いながら ただ「ありがとう」と、繰り返し言った。 あの時の気持ちを忘れたくはないし、たとえ手紙の内容を、そんなことがあったという出来事を、忘れたとしても きっと心の隅に温かさが残っていて、それはたぶん夫への感謝と呼ぶべき感情の火種になり続けると思う。 今日、そんな手紙を再読した。 その手紙は、それほど長いわけではない。 ふたりが元気だと

          ◆一通の手紙、二人の幸せについて

          ◆仕事について

          「仕事」は、人生の中でどういう存在か? という質問に、全力で回答しようとしたら驚くほど長くなったので、ひさしぶりにnoteを書く。 わたしは、都合5社ほど経験している。業種でいうと4つの、まったく異なる業種を渡り歩いてきた。 だからというわけではないけれど、「仕事」の捉え方も大きく変わってきた。 最初は、「好きなことを仕事にすることが正義。なぜ皆はそれをしないのか」と思っていた。 多くの友だちは、大学在学中に自己分析などをして自分の就くべき仕事を必死に探していたけれど

          ◆仕事について

          ◆スパークリングと白

          今日、友人と頼んだボトルワインがそろそろ底をつこうかという頃に、自分がnoteを更新していたのだということを思い出した。ひさしぶりに書く。 ワインは、3人できっかり2本。 3人とは、友人と、わたしと、そして夫だ。 直近の記事を更新してから今日までに、いつのまにやら入籍していたことをお知らせせねばなるまい。 わたしが花を贈ろうとしていた彼、ペットについて論じていた彼、わたしの料理を食べてくれた彼、アーティゾン美術館で感動を共有した彼、 それらはすべて、わたしの夫となった。

          ◆スパークリングと白

          ◆花言葉を贈りたい

          わたしは恋人が大好きだ。ついでに花を部屋に飾ることも好きなので、恋人に花を贈りたいと思う。ちなみに、記念日などではない。気まぐれだ。 いつもはお花屋さんで適当に、もとい、直感で選ぶのだが、今回は花言葉を調べてみようと思い立った。花を贈るだけでもよいが、何かメッセージを込められたら素敵ではないか! 今は、春。 「春 花言葉」で検索してみる。 おぉ〜、なにやら良さそうである。しかし、アケビの花はなかなか手に入らないだろう。もっと他に、こう、どんぴしゃりといった花はないだろ

          ◆花言葉を贈りたい

          ◇詠んでみた その1

          プロフィールにも書いているのですが、現代短歌が好きです。時々、自分でも詠んでいたものが溜まってきたので載せます。 君がいる奇跡のような夜なのに 雨は正しく空から地へ降る 大好きを伝えるために猫の手を貸して なんなら犬の手もアリ 傘をさすことを知らない幼子の 濡れてもなお、無敵の闊歩 はちみつを入れすぎたから はちみつの味ばかりするはちみつミルク 網棚に残されている新聞の 見出しを使って視力測定 卵かけごはんは昼に欠かさない 今日も今日とて恋人に会う ふたご座のど

          ◇詠んでみた その1