◆スパークリングと白
今日、友人と頼んだボトルワインがそろそろ底をつこうかという頃に、自分がnoteを更新していたのだということを思い出した。ひさしぶりに書く。
ワインは、3人できっかり2本。
3人とは、友人と、わたしと、そして夫だ。
直近の記事を更新してから今日までに、いつのまにやら入籍していたことをお知らせせねばなるまい。
わたしが花を贈ろうとしていた彼、ペットについて論じていた彼、わたしの料理を食べてくれた彼、アーティゾン美術館で感動を共有した彼、
それらはすべて、わたしの夫となった。
結婚は、ひとつの約束のカタチだ。
約束は破られるためにある、と言う人もいるが、わたしはそうは思わない。
約束は、叶えたい人のためにある。
叶えたい人が、約束を作るのだ。わたしと夫は、ふたりの永遠を叶えるために約束をした。その約束が永遠となるかはわからない。ただ、今この一瞬を、永遠のように感じさせる力は秘めている。
例えば、わたしの左手の薬指にきらめくこの指輪は、きっといつまでも同じ場所でわたしを照らしてくれるだろう。
さっきまで話していたのにいつのまにか目を閉じている夫も、これからもずっとわたしの隣にいて手を繋いでくれるだろう。
未来を未来たらしめているのは不確実性だ。どうなるかわからないのが未来である。それなのに永遠などと戯言を、と思うかもしれない。
でも、許してほしい。
今日は3人で、ワインをきっかり2本。わたしは酔っぱらいなのだ、永遠を信じたってよいではないか。