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その感性を これからも
感性を養いたい
と、そう思っているものの、何とはなく、それが少しずつ落ちているのではないか、という漠然とした不安を感じる。
世界のきらめきを、人とのぬくもりを、四季折々の空気を、自然のささやきを、目で見て、耳で聞いて、肌に触れる。
そんな、感性を、大切に、したい。
けれども、日々の過ごしは、忙しさにかまけてその感性を閉じようとしてしまう。
刺激を薄らいで、楽に、楽に、休ませる。
日々は、生きているだけで刺激の塊だ。もちろん、休まなければ、刺激にさらされるわけだから、それはそれは疲弊するだろう。
仕方ない、まあいいか、そんなものだよね、いいんじゃない、という、諦念とは異なる、停滞。
少しでも、少しでも、歩いて行けるように。
その 感性を 養いたい 失いたくない
少し止まる、と書いて、歩く、と書くように。
少しずつ、少しずつでも、立ち止まって、世界を感じて、歩いていきたい。
そう願いながら、書いて、読むこと。
それだけでも、前進した気がする。
再び、本の世界に触れる楽しさを、書く喜びを、そのつらさを、かなしみを、味わうことができている。
こうして、想いを書き出せる場所があることを、感謝したいと、切に、思う。
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