見えた景色に思うのは
薄い 濁りを見せる 瞳の中で
見える景色は 汚いものなのか
初めから 濁りのある 瞳 に
見える風景は 汚いものなのか
輪郭の はっきりしない 様相
ぼやけて ゆらいでいる 姿形
黒いシミのごとく 侵される点
流れる 微生物のような浮遊物
世界を はっきり 見ていない
世界が しっかり 見えてない
初めから 初めから 初めから
それでも そうであっても
世界は 美しい ものだろうか
美しく 見えるものであろうか
薄い 濁りのある 瞳の中から
透ける 心はどこに あるのか
焦点を 合わせるものは 誰だ
視点を 向けるものは 誰ぞや
それを 知るものは 誰なんだ
そこには 美しいものが ある
そこには 美しい世界が ある
そんなふうに 信じる気持ちが
疑わない心が あれば きっと
そこには 美しい景色が広がる
そんなふうに 思って いたい
わたしは そう 思っていたい
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いつも、ありがとうございます。
何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。