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奈良 里紗
2023年2月8日 20:47
まもなく3月ということで、大学受験を終えた高校生たちに大学受験体験談をきく番組を収録していて、いつも、思うこと。それは、大学受験は高校生になってからではなく、高校受験のときからはじまっているということ。そして、多くの生徒さんたちが「偏差値」というある一面だけを測定する数値にとらわれて、自由な進路選択ができていない。確かに、偏差値は一人の人間の能力を測定する1つのものさしだ。例えば、
2022年11月26日 21:12
本日もご質問をいただきました。「大学受験の面接のとき、自分の名前や受験番号をいったあとに障害のことも伝えるべきですか?」面接、悩みますよね。面接とは、何をみているのか?を考えてみましょう。大学受験であれば、志望理由を中心に、例えば、教員養成系の学部であれば教育に関する質問が多くなされます。その上で、この学生ならきっと4年間大いに学び、将来的に素晴らしい人材へと成長するだろうとい
2022年11月13日 22:13
障害科学の研究者で弱視難聴の奈良里紗です。本日もご質問をいただきましたので回答していきたいと思います。推薦入試や総合型選抜組の皆さんは、そろそろ合格発表の時期ですね。めでたく大学合格したよ!という視覚障害学生の皆さんは、1週間ぐらいは喜びにひたっていられるのですが、しばらくすると、大学入学への不安がこみあげてきます。新たなステージへ進むことの期待と不安、これはいつになっても表裏一体
2022年8月28日 20:16
先日、視覚障害の受験生をお子さんにもつ保護者より、「視覚障害のある生徒の受験支援をしてもらうことはできますか?」というお問合せをいただきました。回答は、「もちろんです!」実際に、今年はご縁があって、視覚障害のある受験生3名のサポートに携わっています。合理的配慮って何を要望したらいいの?というところから、受験までの準備スケジュールの組み立て、エントリーシートや課題レポート作成