コロナ時代の不登校とは?
コロナ禍においては、様々なことがネットで行われている。
仕事、飲み会、帰省、結婚式、墓参り、etc...
僕が不登校をしていた2005〜2007年。
地元では、光回線なんて通っていなくてADSLの時代。スマホもなく、僕の家にはPCもネットもなかった。
学校にはパソコン部屋があり、一太郎スマイルを使った授業があった。
ネット環境が自宅にあるような友人は、ゲームをしていたり、PCを使って様々なことを田舎なりに楽しんでいた。
Amazonが少しずつ知られてきて、最初はネット本屋がアメリカからやってきたなんて触れ込みだった。
高校生になるとスマホが出てきた。2010年に自分もスマホを手にしたっけ。
ネットに強い友人がiPhone3Gを発売日に購入。
僕も家に呼ばれて見に行ったが、タッチスクリーンの携帯って違和感しかなっかったな。
ちなみに彼の家は、ソフトバンクの電波は圏外だった(笑)
さて、本題に戻ろう。
コロナ時代の不登校スタイルはどうなるのかとういうことだが、オンライン授業の導入によって登校せずとも授業に参加できることから、不登校の細分化が更に進んできている。
もっと言えば、過去に自分のようにネット環境やPCなどがなくオンライン授業が受けられず、不登校状態になってしまう子供もいるかも知れない。
(これは学校の怠慢ではないかと感じるが。仕組みの問題。)
まだあまりデータが出揃っていなかったが、不登校にならずとも学校に行くのが不安な子達が増えている。これは、大人も同様でコロナ感染のリスクにおいてという点でだ。
コロナを理由に変え不登校ができるかも知れないが、それは問題の本質からズレてしまい、本質的な心の問題を見つけるチャンスを逃してしまう可能性だってある。
なかなか難しい時代になってしまったなというのが、本音である。
さあ僕らはどう不登校と向き合っていこう。
不登校をしている当事者はなかなか本音を言えない。
不登校に至った真因は何なのか?
僕たちが必死に想像を巡らし、支援を地道に、発信を地道にしていくしかないだろう。
投げかけをあきらめない。
20201110