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#07「GIVE & TAKE 『与える人』こそ成功する時代」

「Naoto's Library」にお越しいただきありがとうございます。

週に3冊程度、多いときで4冊程度の本を読んでいる僕の気づきや学びをぽつらぽつらとこぼしていきつつ、「誰かのためになればいいな」という想いで「Naoto's Library」を運営しております、なおとです。

また、「Library」ということで、こちらの記事を読んでいただき「実際に読んでみたい!」という方は、無料でお貸しいたします。
無料配送でのレンタルも承っています。

詳細は最後に記載しているので、そちらをチェックしてください。

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「この激動の時代、どんな人が成功を収めているのか?」

世の中の人間を3類型に分解し、そんな成功へのヒントを与えてくれる一冊がこちら!


1.内容

組織心理学者であり、本書の著者である、アダム・グラント氏は世の中には3つのタイプの人間がいると説きます。

「ギバー(GIVER)、テイカー(TAKER)、マッチャ―(MATCHER)」

そのうち一番成功の可能性が高いのがギバーであり、一方で失敗してしまう可能性が最も高いのも同じくギバーであるといいます。

そんなギバーをはじめとする人間の行動を紐解き、
そして、成功へのエッセンスを体得できる一冊です。

また、個人的な経験や思い付きで書かれているわけではなく、行動科学の理論と実証研究による裏付けのもと書かれている本のため、非常に説得力があるのも特徴です。

2.読もうと思ったきっかけ・目的

お世話になっている先輩におススメされたこと
・タイトルにある「与える人」「成功」という言葉に惹かれたから

3.気づきや学び

【人間の思考と行動は三類型に分けられる】
「ギバー(GIVER):惜しみなく人に与える人」
「テイカー(TAKER):真っ先に自分の利益を優先させる人」
「マッチャ―(MATCHER):損得のバランスを考える」

・一番失敗する可能性が高いのがギバーであり、一番成功可能性が高いのもギバーである。
(成功可能性が高い理由)
⑴この時代、ますます多くの人たちが、ギバーとして人間関係や評判を築いたサービス提供者を重視知るようになったから
→極端ですが「金儲けのために医者をやっている人」よりも「心底患者さんを助けたいという想いで医者をやっている人」だと後者が選ばれるのと同じ意味合い
⑵価値を交換するのではなく、価値を「増やす」ことを目指しているから
→自己犠牲をして、自身のコミュニティにGIVEしつづけていると、ほかのメンバーもやがて同じことをし始めて結果として自分に返ってきて、価値が増大する
⑶みんながあまりやりたがらないことを自己犠牲して率先して行い、信頼を集められるから
⑷ギバーとして信用を得ると、何か大胆で挑戦的なアイディアを出しても、周りに特別に認められることが多いから
→「○○さんが言うなら協力するよ!」のフォロワーが気づいたら増えていて、アイディアが実現する可能性が高まる
(失敗してしまう理由)
⑴テイカーに良いように使われてしまい、挙句騙されてしまう可能性があるから。
(例)大学のテストの際に友達にレジュメを貸しすぎていたら返却されず、結局勉強できないまま試験を望んでしまう。
※個人情報窃盗もギバーはテイカーの2倍被害を受けたというデータもある
⑵自己犠牲が度を過ぎて、燃え尽き症候群に陥ってしまう可能性があるから。「私って本当に役立っているのかな?」という状態になってしまう。

・ギバーが失敗しないためには
→そもそもギバーが失敗してしまう(燃え尽きてしまう)のには、「自己犠牲をするもののGIVEしたことによって本当に助けることができたのかがわからないこと」が発生してしまったり、「与えすぎてしまったことよりも、与えたことでもたらされた影響を前向きに認めてもらえないこと」が原因である。(これを自己犠牲のギバーとも呼ぶ)
そのため、
⑴与えた(GIVE)結果をその目で確認でき、そこから元気をもらえるような仕組みを得ること
⑵こまめにGIVEするのではなく、まとめてGIVEできるようになること
→こまめなGIVEだと、親切な行いが持つパワーや特徴が減少するためか、もしくは習慣的な振る舞いと見分けがつかなくなってしまうため。
⑶テイカーを見分けがついたら、自身をマッチャ―に変化するように努めること

・テイカーの見分け方(※もちろん一概には言えませんが。)
⑴話をしている時に主語が「私たち」ではなく「私」を使う頻度が多い
⑵Facebookのプロフィール画像が「ナルシスティック」で「実物以上によく見える写真」を設定している
⑶Facebookのフレンドがやたらと多い

・利他であり、利己であるギバー
→ギバーは、「困っている相手を自己意識に同化させ、相手のなかに自分自身を見出す」のである。つまり実際のところ、「自分自身を助ける」のと同じなのである。

・優秀な営業マンのほとんどがギバーである。
→その特徴として「⑴(自らの売り込みでなく)質問をすることで、相手に『話す喜び』を体験してもらい、関心や思いやりがあると感じてもらう⑵売ることを一番に考えない、お客様を助けることを一番に考える」がある。

・テイカーとギバーの話し方の違い
テイカー:強気な話し方をする傾向があり、独断的で率直。
(例)懐中電灯はもっと優先度を高くしろよ。夜間に信号を送る唯一な手段なんだから。それに反射鏡とレンズは火を起こすのにも、助けを呼ぶときにも信号になるし、これももっと優先度を上げるべきだ。
ギバー:ゆるっとした話し方をする傾向があり、控えめな言葉を使って話す。
(例)懐中電灯はもっと優先度を高くした方が良いんじゃないかな?夜間に信号を送るのにとても役立ちそうだよ。それに、反射光とレンズは火を起こすのにも、助けを呼ぶときの信号にも使えるかもしれないよね。

・人間はアドバイスを求められるのが好きな生き物
→誰かにアドバイスをすると、ギバーは役に立ったような感覚になるし、テイカーは偉くなったような感覚を得ることができる。ただし、だからと言って、下心丸出しではNG。「なんか魂胆があってアドバイスを求めているのではないか?」と思われてしまったらかえって逆効果なので、本当にアドバイスが欲しいと思わないと人にアドバイスを求めてはならない。

4.これからのアクション

※すべてギバーに近づくうえでという視点で書いています。
・まずは自分のことを「ギバー」と思い込み、決めつけること
・相手との共通点を多く見出すこと
→共通点を見出した相手には、自分と同じというアイデンティティが芽生えて、助けたいという心情が湧きやすくなる。こういった切り口からよりギバーに近づきたい。
(実験例)
マンチェスターユナイテッドというサッカーの名門のファンをある建物に集めた。建物から建物に移動する際に、足首を抱えて倒れこんでいる人を見つけたときに、その人が来ているTシャツがマンチェスターユナイテッドのユニフォームを着ていれば助ける可能性が92%であり、それ以外のTシャツだった場合は33%であった。
・視点を広く持つ
→同僚が成功を収めたときに「くそ!自分も頑張ろう」と思う部分もあるが、それと同時に「これの成功によって業界が少しでも良くなる!」や「会社の信頼がまた上がった!」などといった広い視点で考えるようにする。癖づけることでギバーに近づきたい。
・ゆるっとした言葉遣いを意識的に増やすこと
・面倒なことこそ価値あり、面倒なことを率先してやること(見返りを求めずに)
・上手くいっていないときは自分で責任を負う(自分を責める)、そして上手くいっているときは他の人を褒める

5.さいごに

冒頭でご紹介した通り、『Library』ということで、こちらでご紹介した本は無料でレンタルいたします(無料配達も承っております)。

お貸しする本の文中には、大量のマーカーとメモが記されています。
そんな世界に1つしかない本を通じて、希少性の高い気づきを与えられることでしょう。

レンタルをご希望の方は、Facebookなどで個別にメッセージもしくはコメント欄にご記入ください。
※Facebook:「Naoto Katsukura」で検索でトップヒットします。

また、大変好評をいただいており、現在予約を合わせ12冊のレンタルをさせていただいております。
人気の本は予約待ちとなってしまうので、お早めにお願いします!

この活動はまだまだちっぽけな僕なりの社会貢献活動の1つです。

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