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【教育】前期・後期制にしてみたけれど
こんにちは ナカちゃんです
ようやく戻ってまいりました。ただいまです。
先週末は、シンカリオンZで久々にエヴァのみなさんと再会し
テンション上げて仕事やっつけ、今日に至っています。
久しぶりに、白兄さんと仕事の話になったので、
今日は、前期振り返りみたいな感じで書いてみたいと思います。
これまで学校は、3学期制を取ってきました。だから、通知表は、学期末に渡されていたと思います。
で、10月くらいに、一度、教科じゃないところが書かれた通知表を、子どもたちは持ってきますよね。
それは、いわゆる「行動の記録」ってやつで、これらの項目だけは、前期後期で通信表を出していた訳です。
働き方改革?の影響なのかどうなのか、よくわかりませんが、今年から通知表は、教科も含めて、完全に2期制に移行しました。
で、どうなのか。
学校行事は、今まで通りに行くと、3学期制をベースにつくられています。 大きな行事はしかり、教育実習等、外部とのからみのある行事も同様です。
変わったのは、評価の時期と、それに伴っての定期テストの削減。
「楽になるんじゃないの〜」なんてことを言っていましたが、
やってみると、
「こんなはずでは、なかったのだが。。。。」
「おい、何だか おかしいぞ。。。。。。」
今回の読みの甘さは、8月から9月にかけての行事詰め込みでした。
コロナによる緊急事態宣言により、修学旅行が8月に詰め込まれ、
2学期始業式から、教育実習が3週間。
その途中から、全市の英語暗唱大会があり、次の週は文化祭が予定されていました。
その2つの行事は、直前でキャンセルになり、暗唱大会は中止、文化祭は10月に延期されました。
予定の変更に振り回され、変更に関わる会議やらなにやら、気づけば、次の週は、連休で、その間に、通信表のデータ入力の締め切り日が。
夏休み入る前に、「これは、やばいぞ。。。。。」という嫌な予感がしていたので、担当者としては、「夏休み中に準備しておいてくださいね〜」と一生懸命アナウンスしてたのですが、なにせ、新しい教科書に、新しい評価基準、早くから準備していた先生と、去年から同じ先生と、混在しているのが現状でした。
そして、9月になると、コロナワクチンの職域接種が始まり、皆さん思い通りに予定が進まない。。。。
「副反応怖いよ〜」
「熱出て、体つらいよ〜」
こんな精神不安定な状況で、どうしろと?。。。。。。
不幸中の幸いは、ツメツメの行事の中で、文化祭や、暗唱大会が、中止、延期になったこと。
でも、部活動も止められてしまっている生徒たちのストレスはたまる一方で、いろいろ出てくる訳ですよ。
もう、2学期制にするメリットって、あるのかな。
正直、もとに戻した方が、いいんちゃうか?と思ってしまいました。
新しい教科書は、内容も、量も増えて、学力上位層にはいいのかもしれませんが、全般的には、定着がとても難しいです。
特に、一年生の英語は、大変です。
それを、前期として評価しなければならないのは、キツい。
定期テストは、がっつり減りましたが、そのかわり、
毎時間→毎単元→実技 のテストが、ものすごく増えました。
テストが増えるということは、評価業務も増えるということです。Chromeが入りましたが、劇的に業務量が減ったか?といえば、No ですね。
「無いよりは、いいかな。」くらいでしょうか。
かえって、生徒へのChromeの使い方によるトラブル回避の指導やなんやで、業務が増えているような。。。。。。
今は過渡期です。と言われてしまえば、それまでですが、新しい教育課程や、教科書、ギガスクールについては、4年後にきちんと検証する必要がありそうです。
とりあえず、乗りかかった船なので、このまま2期制で折り返しになりますが、来年度は、そのまま継続できる制度ではなさそう。
行事を見直すのか、学期制を見直すのか。
コロナが収束するまで、2〜3年かかるという見通しもあるくらいなので、旅行的行事も含めて、一時しのぎの対策ではなく、長期的な見通しに立った業務の見直しをしていく必要があると痛感しています。
学校の役割そのものや、在り方について、再考する時期なのかもしれませんね。
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