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キラキラ共和国~Audible49冊目


#うちの積読を紹介する

キラキラ共和国 小川糸 ☆☆☆☆

Audibleの36冊目で聴いた、ツバキ文具店の後編だ。

今回も鎌倉を舞台に鳩子が奮闘する。


今回は鳩子が守景さんと結婚して、晴れてQPちゃんの母親になるので、その辺を中心に描かれている。

小川さんの本は何冊目かで、彼女自身がそうなのかは不明だけど、ぽわっとした女性なんだけど、何か「絶対曲げない芯」みたいなものが、どの作品にも出ていて、今回も結婚したばかりの守景さんと、不運にも亡くなってしまった守景さんの前妻の手紙を巡り夫婦喧嘩をする場面があるんだけど、あ??「これ言っちゃいけないんじゃないの??」とか、確かにそうなんだけど、どうしてそんなに頑ななんだ??と思ってしまい、実際に鳩子も作品の中で今回はフィフティーフィフティーだと反省するんだけど、小川さんの作品は結構こういう場面が多い気がする。

全体的に情景が浮かび、美しいんだけど、上記のような場面で、ここいる??と思ってしまった。

ツバキ文具店は代書の仕事を中心に描かれており、とても綺麗な作品だと思っていたんだけど、その流れを残しつつ、新しい家族の為に鳩子が奮闘する。

今思い出したけど、小川さんの作品では「喋々喃々」が一番大人っぽくて良かったな??

確かあれは谷根千が舞台だった。

さて、年内目標だったAudible50冊制覇まであと一冊となった。

記念すべき50冊目に何を選ぶか悩ましいところだ。


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