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地雷グリコ~Audible55冊目

地雷グリコ 青崎有吾 ☆☆☆☆

面白いんだけど、11時間半くらいの長さなので、運転したり、作業中だったりと聴いている時間が限られて、こまぎれになってしまった感じで、この手の小説はリズム良く一気読みしないと、間延びすると反省。


物語は学園物のミステリー
高校一年生のゲームの天才少女の真兎がグリコ、神経衰弱、だるまさんが転んだなどの古典ゲームにルール変更をちょい足ししたりして、すすんでいく。

途中から他校の生徒も入り交じり、なんと数千万円の賭けにまで発展するという奇抜さも物語を彩る。


ぐーりーこ、ぱいなーっぷる、ちよこれいとなど、懐かしいフレーズが飛び出すが、だんだんと出場キャラの個性がきちんと出てきて、心理戦や頭脳戦など、物語としては楽しいがルールが複雑なゲームもあり、オーディブルで図解を見ながら聴かないと、なかなかゲーム自体が入って来ないのがたまにきず。

ただ、運転中や作業中でなければ、iPhoneでもパソコンでもタブレットでも図解は見えるので、この手のミステリーは、時間があるとき聴くのが良いのかもしれない。


何はともあれ、面白かったけど、長かったwww


最初は学園祭の屋上の場所取り合戦のゲームからはじまるのに、最後は数千万円の賭けや教室のボヤまで出す展開で、こういうのはリアルさを追求する物ではないのでかまわないんだけど、ストーリーは学園物のマンガなのだ。

面白いんだけど、おじさん的には次はないかな???

マンガ読む感覚で、じっくりと読む時間があるならいいかもしれない

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