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ナオ
2016年4月27日 06:49
例えば隣家の蛍光灯の下で照らされる今夜の夕食の味を、そこで交わされるお決まりのジョークも、わたしの知りえないこと。まるで、遠い国の話のように。__ __ __夜、21時半。グレーの背広を着た二人の男。駅のホーム。背中合わせに座る。知らないもの同士。培ってきた、言葉の使い方も、大事な場所のことも、愛することの出来ないままの思い出も。知ることはない。通り過ぎて行くもの同士。何もかも少しず
2016年4月13日 03:45
阿川佐和子さん 平野レミさん ジャックプレヴェールの詩 谷川俊太郎さん(俊じい)吉本ばななさん 西原理恵子さん バムケロシリーズ(島田ゆかさん、3才の頃からずっと。)加茂昂 Art blakeyのMoanin 久石譲 はっぴいえんど(とくに風街ろまん)SAKE ROCK Perfume サカナクション ハナレグミ Sigur Ros 星野源 細野晴臣 大瀧詠一 森山直太朗 御徒町凧 矢野顕子 高田
2016年4月2日 07:16
月にあたって、草は青く光る暗がりに真っ白な花が群れて咲いてた重なりあった白い花弁は薄い闇に透けてあでやかにそこに在った命を結ぶときを密やかに待ってしんしんと夜は冷えていく人は夜道にふろしきを広げて星をかき集めた何万年も何光年も前の、光の痕跡わたしはわたしの気配を追ってただただ歩いたそうして月あかりにくるまれたいくつものやさしい夢をみつけた夜は深みを増していく濃
2016年4月2日 06:58
淘汰とうたされるものの中でわたしは立ち止まって見てたいんだ愛しい記憶をそっと守りあって ここでなにが見えるだろう目が合う 人と人が笑う音と音がぶつかって 音楽が溢れだしたその瞬間に言葉は消える音だけが残るとうたされるものの中でわたしは立ち止まって見てたいんだちっちゃくなって死んでゆくときがもしかしたら明日来るかもしれないそれでも命を振り絞るようにありがとうと