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言葉やうた

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段々散文

段々散文

風が
ひやり
夜霧深く
垂れこめた
とある秋の日
深い眠りの底の
夜明け前鮮明な画
深夜のバーで唐突に
夢の中あなたに会えた
お腹が空いて目をさます
今日は空が続くような晴れ
何も言うことなんてないんだ
何も欲しい物が見つからない位
晴れた日に気持ちいいのびをして
またうとうととまどろみながら
一日を無駄にするのもいいと
思っていただけさ君となら
こんな日曜にのんびりと
買い物に行くのもいい
そう

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ワンコーラスだけ、メロディのせて。

戻れない日々に立っていることなど
なにも知らないままでいいよ
戻れない日々を歩くことなど
なにも疑わないきみでいいよ

あー、楽器ができればなあ。、

不公平な天気予報

例えば
隣家の蛍光灯の下で照らされる今夜の夕食の味を、そこで交わされるお決まりのジョークも、
わたしの知りえないこと。まるで、遠い国の話のように。
__ __ __

夜、21時半。グレーの背広を着た二人の男。駅のホーム。背中合わせに座る。知らないもの同士。
培ってきた、言葉の使い方も、大事な場所のことも、愛することの出来ないままの思い出も。
知ることはない。通り過ぎて行くもの同士。何もかも少しず

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過ぎていくこと。

戻れない日々に立っていることなど

何も知らない ままでいいよ

戻れない日々を歩くことなど

何も疑わない 君でいいよ

雑然とした部屋の片隅で

寝ころんで見たものは 全部忘れていいの

時計の針に解けない魔法

アインシュタインの発見が矛盾を隠してる

戻れない日々に立っていることなど

何も疑わない ままでいいの

戻れない日々を歩くことなど

知らないままで 鼻歌歌おう

すき

阿川佐和子さん 平野レミさん ジャックプレヴェールの詩 谷川俊太郎さん(俊じい)吉本ばななさん 西原理恵子さん バムケロシリーズ(島田ゆかさん、3才の頃からずっと。)加茂昂 Art blakeyのMoanin 久石譲 はっぴいえんど(とくに風街ろまん)SAKE ROCK Perfume サカナクション ハナレグミ Sigur Ros 星野源 細野晴臣 大瀧詠一 森山直太朗 御徒町凧 矢野顕子 高田

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花は咲く 人は歩く よるのなか

月にあたって、草は青く光る
暗がりに真っ白な花が群れて咲いてた
重なりあった白い花弁は
薄い闇に透けて
あでやかにそこに在った
命を結ぶときを密やかに待って

しんしんと夜は冷えていく

人は夜道にふろしきを広げて
星をかき集めた
何万年も何光年も前の、光の痕跡

わたしはわたしの気配を追って
ただただ歩いた
そうして月あかりにくるまれた
いくつものやさしい夢をみつけた

夜は深みを増していく

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淘汰(とうた)

淘汰(とうた)

淘汰

とうたされるものの中で
わたしは立ち止まって見てたいんだ

愛しい記憶をそっと守りあって ここでなにが見えるだろう

目が合う 人と人が笑う
音と音がぶつかって
音楽が溢れだした
その瞬間に言葉は消える
音だけが残る

とうたされるものの中で
わたしは立ち止まって見てたいんだ

ちっちゃくなって
死んでゆくときが
もしかしたら明日来るかもしれない
それでも命を振り絞るようにありがとうと

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