43:ベナンに来て半年〜ストレスとの向き合い方〜
Bonjour!
2024/02/07はベナンに来て半年。
この半年を年末年始の国内旅行の写真と共に振り返ってみます。
8月:フラ語 語学訓練
先生いつも寝てた
9月:ナゴ語 語学訓練
先生毎日来ない+音信不通
10月:学校巡回スタート
腎盂腎炎に感染する
任地の外国人が自分だけになる
体重7キロ減(ベナン隊の宿命)
11月:自転車 解禁
自宅警備員×2のせいでメンタル崩壊
ホームレスに家を数回破壊される
12月:自宅警備員×2を解雇
家族と国内旅行
精神疾患者にストーカーされる
1月:グリグリ疑惑→首都避難
本格的に活動開始
2月:JICAと配属先との活動計画三者協議会で
配属先に活動をようやく認めてもらう
この半年で学んだことは、
・この国で「気合い」は通じない
・食事(栄養)はメンタルに直結する
→栄養不足故に常に生理前
→旦那が持ってきてくれたビタミンCの
サプリを飲んでから落ち着きました
・思ってたより自分はメンタル弱い
・生きているだけじゃフランス語は伸びない
この4つ。
今思えば結構しんどかったです。
ただでさえ外国人差別が酷いこの国で、JICAに解決してもらうようなトラブルが続いて泥沼でした。
私の場合、自宅警備員のせいで病んだので、家から出られない日もありました。
その時は外に出よう=警備員と会うことを考えるだけで動悸が激しくなり、ご飯もなかなか食べられず。
今思えば日本の学校に送ってる通信もマイナス面ばかり記載してました…。凄く反省。
病んだ原因が活動以外だったこともあり、活動が進んでないことに対する焦りは良くも悪くもありませんでした。
「任期中は辛いことの方が多い」という覚悟をもってベナンに来たので、メンタルは持ち堪えられた気がしています。
そしていつも頭にあったのは、派遣前訓練の「協力隊の歩き方」という講座の「隊員の『行きたい』という要望にその国の政府が『いいよ』って許可してくれたから行けるんだよ」という言葉。
だからなのか、日本に帰りたいとは一度も思わなかったし「現地の人は困ってないんだから、受け入れてもらえんくて当たり前だよな」という考えで乗り切りました。
そもそも要請内容はあってないようなもの。
だからこそ、自分自身で要請内容の意義を見出すことが必要なんだと悟り、もがきながら活動開始にこぎつけ、今に至ります。
これからもいろんなことがあると思いますが、ベナン人の緩いところや文化が好きな限り、残りの任期は楽しく過ごせる気がするな〜。
ちなみに1枚目の画像は活動の帰り道。帰国したらこの日常が無くなってしまうと思うと今からとても悲しい…。
残り1年少しの貴重なベナン生活、心から楽しみたいし、悔いなく生きたい!
絶対活動の爪痕を残して帰ります。