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うつ病になると毎日余生の過ごし方になる【30代うつ病の寛解目指す日記】

私は現在ギリ30代ですが、まだ若い部類に入るとは思います。やれることも多くあるし、エネルギッシュにチャレンジもできておかしくない年齢。今が最後の無茶のしどころです。ですがうつ病を患ってからと言うもの、毎日の生活がまるで80歳近くのお年寄りによる余生の過ごし方になっています。食生活の正しさ、健康的な生活習慣、早寝早起き、適度な運動、外出、朝散歩等を、義務のように繰り返す毎日で、とにかく良くなるようにやれること、やったことないことなどをやっている生活です。正直時間が勿体無いと感じることもあります。同い年の人たちはバリバリ働いて貪欲に生きているのに、自分はもう死ぬ前のような生活を続けている。こんなことでこの先何十年も続くのか。制限される生活が嫌いで、習慣化や継続することが苦手な自分にとっては、特に辛いです。そもそも習慣化が嫌いでやってこなかった人にはストレスでしかない生活なので、これで寛解するのかすごく不安です。

そしてこういう生活をしていると、今から歳をとった時のことを考えてしまって、嫌になります。行く先々で散歩しているご老人を見かけると、今の自分と何も変わりなく、悲しくなります。ハイキングコースや歴史公園など、とにかくお年寄りが健康のために歩いている姿が多い。あぁ、自分もこう見えるのかなと、急に老け込んで感じます。結局この年からこんな生活を続けても、実際年を経ってからもおんなじことをやらないといけないなら、正直今からこんなことやりたくはないです。ですが、これからの未来を生きていくためには今精神疾患を治さないと後悔するので、ジレンマと戦いながらも日々精一杯やっています。
やりたいことをやるだけの生活も、短く太く生きるのならいいでしょう。苦痛を強いて制限ある長生きの生活をするよりも、やりたいことをやった短い人生のほうが幸せな場合もありますので、そこの兼ね合い、バランスはよく考えて生活していくといいかも知れません。体に悪いから、精神に良くないからと、やりたいことをやらない生活を何年も続けても、自由に動ける若い時間を無駄に消費するだけだと思います。息抜きは精神疾患の患者にも必要ですね。

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