個別最適な学びについて考える(63)ー佐賀啓男(2002)視聴覚メディアと教育ーから
お久しぶりです.
ようやく記事を書ける時間が見つかりました….
自分が記事書いていない間も見てくれている人がいて本当に感激です.
新生活に振り回されまくり,気づけば2ヶ月も過ぎているという驚きばかりの現状です.
みなさんは元気にお過ごしでしょうか.少しエネルギーが復活したところでまずは100記事を目指して頑張ります!
今回は,視聴覚メディアに迫っていきたいと思います.
個別最適とどんな関係?と思う方もいるかもしれませんが,オンデマンドの映像視聴など体験する機会は増えていくことが多いのではないでしょうか.
ますます予習や学習の中で映像が使われている中で,個別最適に活用していくことが多くなるとは思いますが,教材にはちゃんと意味があるのでその点に関しては押さえておく必要がありそうです.
そこで,本日は「佐賀啓男(2010)視聴覚メディアと教育.樹村房,東京」です.早速読んでいきましょう!
映像が理解の促進やスキルの獲得,動機付けにいいことは教師としてもなんとなくわかっているが,条件をしっかり示したことはあるでしょうか.
例えば,体育の走り方の映像を見てこんな風にやろうとか,この映像を見て何か疑問は思いつきますか,とか視聴する意図を伝えていないことが多い気がします.
少し条件について水越先生の研究から考えてみましょう!
教師の指示だけでなく,児童の意識も必要になります.
なぜ見る必要があるのか,見ながら何を考えなければいけないのか,と考えなければただの視聴となり,学習にはつながっていかないと考えられます.
映像はイメージがしやすい一方で,情報量が多く抜けやすい弱点もあります.
だからこそ,視聴する際の視点は重要になってくるのだと思われます.
映像視聴は教育効果に大きく影響を与えますが,視聴する際の視点や意識は非常に重要なものとなると思います
まだまだ個別最適に映像を視聴するためには,条件についても考えていかなければいけませんね.引き続き,一緒に学習していければと思います!
本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!